月いちゴルファーが、1年でシングルを目指す方法 (文庫)
- KADOKAWA/中経出版 (2014年9月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046008961
感想・レビュー・書評
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過剰な見栄を捨て、本書で提案されるアドバイスを忠実に実行すれば月イチゴルファーでも1年でシングルが見えてくる。
曰く、スイングは常にインサイド軌道を意識、ハーフスイングを基本、ボギーオンのコースマネジメント、3種類のアプローチショットを打ち分けピン半径3メートルを狙う…
以上の様な目的別練習内容がその理由を含めてわかりやすく解説されています。
まず、飛距離イコール上級者という思い込みを捨てることが重要です。ドライバーでのフルショットの問題は、方向性にあります。しかし、ハーフスイングで150ヤード飛ばせばいいなら、かなりの確率でジャストミート&フェアウェイキープ、しかもティーグラウンドからその距離周辺にはハザードも少ないのでプレッシャーからも解放されます。さらに、ハーフスイングでも飛距離は想像したほど違わないことにも気付くでしょう。特に一番緊張するコース最初のミスショットを防ぐ為にもおすすめです。そして終始ボギーオンを目指すわけですが、中でもアプローチショットは要です。本書では、手打ちを防ぐ五角形打法を解説しています。パッティングは傾斜の上方に外すプロラインを狙います。他にも、インサイド軌道は9ループ(P113)、2階打席の効用(P141)、プロは真っ直ぐな球は打っていない(P183)など面白い情報満載です。
そして1年間の練習スケジュールもあり参考になります。
本書執筆にあたり、筆者はあえて左打ちを体験することで、忘れかけていたアマチュアならではの悩みを追体験するという念の入れようです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Kindleセールで購入。年数回のゴルフをやる程度ですが、やはり少しはうまくなりたいと考えている自分にぴったりな本でした。フルスイングで230ヤードは目指さず、フェアウェイキープ率を上げる、アプローチを振りは一緒でクラブを変えて使い分ける、いかに考えることを少なくするかが鍵という、実に合理的な説明でストンと自身に落ちました。練習もごくたまになのですが、練習法もキチンとかかれているので無理せず実践していきたいと思います。