9割のねこ背は自分で治せる (中経の文庫)

著者 : 小池義孝

• KADOKAWA/中経出版 (2015年4月29日発売)

作品紹介・あらすじ

外見を損なうだけでなく、体の機能からメンタルまで、想像以上に悪影響を及ぼす「ねこ背」。本書は数多くの症例にあたってきた著者が、これまでの本にはない項目も入れつつ、誰にでも読みやすく内容展開する一冊。

感想・レビュー・書評

[whimsical-cat33さんの感想 · 2017年2月5日]

猫背を治したいなぁと思っていても、気を抜くとやっぱり猫背になっちゃっている私。
この本の帯にある「知るだけで変わります」という言葉には少し懐疑的だったのですが、読めば納得。「知るだけ」で変わる理由がよーく分かりました。

身体には随意筋と非随意筋という2種類の筋肉があり、随意筋という意識して動かせる筋肉の場合、その筋肉に対するイメージでパフォーマンスが大きく変わるとのこと。これはアスリートを想像すると分かりやすいですね。
そしてこの本を読むと背骨やその付近の筋肉、姿勢と密接な関係のある呼吸すなわち肺に対するイメージが大きく変わるんです。

後は簡単なエクササイズを日常の中で取り入れながら、正しい姿勢を身に付けて行くというもの。
本を読みながらアレコレ試してみると、効果を実感出来て楽しかったです！

猫背治すぞー！

著者プロフィール

小池 義孝(こいけ・よしたか)一義流気功治療院院長/昭和48年生まれ。平成18年、「気功治療院 一義流気功」を東京都に開設。 翌年に気功治療の技術を伝える、「一義流 気功教室」を開設。気功治療の内容はどの流派にも属さず、独自の道を歩み続ける。見えない気功という世界でありながら、明確な論理に裏付けられているのが特徴。主に現代医療や一般的な療法で行き詰まった人達に施術をしている。

「2022年 『見るだけで体が変わる魔法のイラスト［新装版］』 で使われていた紹介文から引用しています。」