日本国民の新教養

著者 : KAZUYA

• KADOKAWA (2016年5月19日発売)

作品紹介・あらすじ

僕らがファミコンに夢中になっていた頃、戦前の小学生は人生を学んでいた。教養とは“生きる力”のこと。諸外国と対等以上に渡り合っていくために、現代社会をより賢明に生きていくために必要な新たな知識を1冊に。

感想・レビュー・書評

[年間300冊読む男、発信する男さんの感想 · 2018年8月23日]

日本国民の新教養
KAZUYA 2016年1月

amazon☆3.4（21件）
私のレビュー☆3.5


【はじめに】
教養とは何ぞや‥
辞書的には幅広い知識から得られる創造的活力、心の豊かさ、理解力、またはその手段としての精神的活動を指します。
難しい‥
ただ言えることは、教養のある人は魅力的です。


【コンテンツ】
日本人として知っておくべき教養が5つの章で語られています。

1章 考えること、マスコミの偏向報道を例に

2章 日本の価値観と世界の宗教

3章 天皇と古事記について

4章 安保と世界情勢

5章 日本経済の見かた

カジュアルな体裁で自分で収集するには労力のかかる情報を提供しています。

【レビュー】
ニコニコ動画で活動されており、ほぼ毎日更新されています。
私もたまにまとめて見ています。

動画ファンとしては、書籍版は持ち味の皮肉感を演出する独特の間が感じられず、少し残念かなと思います。

内容としては噛み砕かれた表現、わかりやすい例えから読みやすいです。

【ターゲット】
一度動画を見てみて好きになった方は買っても良いです。
広く教養を高めたい若い人、国会前で騒いでる人に反論したい人、日本にとってネガティブな発言をする人と闘いたい人はおススメです。