「灘→東大理III」3兄弟の母が教える中学受験勉強法

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046014733

作品紹介・あらすじ

中学受験は母親力が9割! 子供を合格に導いて幸せな春を迎えるための本!

学習習慣をつけ、ベストな塾を選び、子供のやる気を引き出すのは母親の役割。中学受験では、本人以上に母親が主役にならなければいけません。3兄弟を灘中&東大へ導いた“奈良のゴッドマザー”が教える必勝法! 
10万部著者の最新刊。0歳から12歳まで、子どもを伸ばすコツ満載です。

【目次】(一部)
●第1章 中学受験のメリット
受験の実態-中学受験のトラブルのほとんどは親が原因
中学受験の適性-コツコツ型の子は、大学受験で勝負するのもあり
親と受験-「受験で親の生活も変わる」と覚悟する

●第2章 塾の選び方、つきあい方
入塾時期-塾は4年生から入るのがベスト
塾への通い始め-成績が上がるのには時間がかかる
親の役割-塾に丸投げでは合格しない

●第3章 受験勉強の進め方と、親が行うべきこと
成績アップ-授業→宿題→テストを繰り返せば成績は上がる
勉強の必需品-コピー機、タイマー、カレンダーが大活躍
佐藤式勉強法-成績は、5週間かけて5点ずつ上げていく
勉強の必需品-テキストの整理には100均のケースが便利

●第4章 科目別 成績を上げる方法
国語・長文読解-国語は親が音読すればイメージがつかめる
算数・ノート-ノートは100冊ストックして贅沢に使う
社会・参考書-日本史の流れは漫画で覚える

●第5章 入試本番までの目標設定と時間割
勉強の目標設定-理想は入試4日前に「思い残しゼロ」にすること
夏休みの過ごし方-夏休みの時間割は母親が作るべき
入試直前-募集要項・願書は2部用意する

●第6章 志望校の決め方
志望校の選び方-通学時間は1時間40分が限度
志望校決定-本命を軸に3校プラスαで考える

●第7章 能力を引き出す0歳から6歳までの子育て
佐藤ママの子育て-「1万冊の絵本読み聞かせ」が能力の基礎を作る
学習習慣-「気がついたら鉛筆を握っていた」くらいに学習習慣は早めにつける
早期の英語教育-英語より、計算と国語をすべき

●第8章 受験に勝つための小学校低学年の習慣
勉強の環境-「リビングで学習、隣室で就寝」が勉強を日常にする
生活習慣-テレビを見る習慣をつけない

●佐藤ママの中学受験Q&A
塾のクラスが落ち、泣いている子どもにどう接したらいいですか。
母が仕事をしている場合のサポートはどうしたらいいでしょう。
夕方まで遊んでいる子の学習習慣をどうつければいいですか?  ほか

感想・レビュー・書評

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  • 中学受験予定ないけど見習いたいところやびっくり!な点多く、メモメモ
    そして、このお母さま、教員歴があるとは言っても、子どもへの愛情と手のかけ方、センスがすごい! さすが。
    本を出して批判を受けたとも書いてある。自己実現に子どもを使ってる、など。きつい言葉。世の中にはねたみそねみが渦巻いているからね。でも子どもへ18年間は愛情をおしみなくそそぐという信念のもと、また、ご主人の鷹揚さでやってこれたと。すばらしい。津田塾ご出身で、ご近所です。親近感。


    読んでて欲が出て、すごいたくさん付箋を本に貼ってしまったのだけど、子どもにいろいろ求めすぎないように気をつけよう。自分の受験や自分の勉強ではなく、これからあるのはあくまで子どものものなのだから。それを手伝う立場であることを忘れず。

    熱い気持ちが入っている制もあるのか、すごく読みやすい本。一章、一節、けっこう納得して、ふむふむ。

    p20 中高一貫校のメリット
    例えば英単語、中学での必修がすくないのに高校では跳ね上がる。そういった格差を中高一貫であることでフレキシブルに埋められる
    p28 中学受験、鉛筆一本で勝負する美しい世界
    たとえ不合格でも得難い体験ができる
    受験勉強を通じて、人生の基盤になる知識や思考力が培われる
    p31 向き・不向き
    中学受験で点の取れる子は早い時期に勉強する姿勢が身についた集中して勉強できる子
    p34 中学受験は親がカギをm握る
    塾の送り迎えや食事時間、宿題の管理、模擬試験の月層などが必要。家族の生活も激変する
    p49 良い塾は必ずいいテキストを持っている
    愛がある教材は、基礎から応用にうつるときに作りての気持ちが入り、段階的に構成されている
    →これって見てわかるもの!? 難しそう!

    p54 成績が上がるのには時間がかかる
    点を取れずくやしく思う気持ちは大事

    p60 夏の特訓講座
    夏休みに合宿するのは関東の塾に多いよう。キャンプファイヤーなど…→むだかも。

    p64 子どもは勉強に集中、親は黒子
    四文字熟語や日本史などの暗記物は親が問題を読み上げるなどして、飽きないように。
    マルツケは勉強本体ではなく、事務作業。
    p73 母が作る一週間時間割
    放課後の学習プランは複数立てて、選べるようにするなど。

    p77 大量の宿題は3日にわけるとらく
    小学生が塾に入ると、その宿題の量とレベルアップにびっくり。3日に分けてむりなくこなす

    p86 成績は5週間かけて5点ずつあげる
    間違った問題の中で、到底溶けなそうなものは捨てて、いいところまで行ったけど間違えたものをよく見直す

    p94 模試の点数で一喜一憂しない
    合格点!→ケンタッキー 失敗…駅の立ち食いソバ

    p97 過去問19年分 4回文コピーしてやる
    p100 受験は自分との戦い
    他人との比較をせず、できない部分を見直して成績を上げるしかない
    p102 苦手科目は、勉強量が不足している 慣れれば溶けるのかも
    p126 長文読解は読みながらイメージが膨らむかがポイント。予備知識があれば解きやすくなる。親が新聞記事からピックアップして教える、

    p129 問題文について母がインタビューして実力アップ
    まず書く前に話ことばで表現させる。問とうを重ねてだんだん核心に迫り、最後に出た言葉をまとめて文章にする。

    p135 ノートを作る(問題を大学ノー都に貼る)。答えをかくスペースもとる。気軽に炬燵に入って寝ころびながらできる。

    p142 範囲g亜広い理科は、苦手克服ノートを作る
    間違えた問題、読み間違えた個所にしるし、次のページ(めくったところ)に、答え。それを集める。

    149 日本史の流れは漫画で。学習漫画 日本の歴史 など、
    p178 学校説明会で校風がわかる
    真っ先に大学合格者を提示する学校は勉強をハードにさせる可能性。
    休日の数。
    入試問題にいい問題を出している学校は先生が優秀な証拠。
    入試問題の平均点が毎年変化しない学校も信頼できる
    p211 九九はCDで楽ちん! 学研の九九テープ。→知らんかった!
    p239
    時間より時刻で具体的なルールを決める
    例えば 遊びに行くのは宿題が終わってから
    毎日プリントを2枚する

    p242 そろばんしなかった こころ残り
    →うちではさせてみるかな!?


    p248 母が仕事をしている場合
    子どもは一人で塾に行き、かえって一人で勉強している。母は
    毎晩子どもが寝た後で使った鉛筆を削り、各教科のノートに挟んである下敷きを新しいページへ移動させる
    冷蔵庫にいつもおやつを入れておく

    忙しくても何らかの形で伝えられる

    ジーン。

  • よくみんなこれで自分もって思うな笑

  • 読みやすく、詳しく実査的にことが多数書かれている。今のところ佐藤ママの本を3冊ほど読んだが、この本がいちばん参考になった。

  • はじめて読んだ佐藤ママの本。
    子供たちも凄いが、佐藤ママのバイタリティが凄すぎる。

  • こんなお母さんがいたら、子ども達も後々感謝するだろうなぁ、と思いながら読む。
    いくつか我が家でも実践してみたいと思う。

  • 中学受験って、子どもに負荷が掛かると思う。
    自分がポジティブに経験できたのは有り難かったが、敏感な子どもには心の負担が大きいと思う。

  • ご本人と家族の熱心さと愛情には頭が下がりますが、結局のところ恵まれた環境でいいですねという思いが拭えません。
    塾の話ばかりで、全く触れられない小学校とは一体なんの場なのだろう。

  • 丸付け等の事務作業は親がする、等腑に落ちること多々。
    スケジュールも子どもにさせずに親がしてもいいかもと思えた。

  • 他家の例を中々聞く機会がないので,独自の工夫なども含めて参考になる.試行錯誤に取られる時間を省略できるという意味でも有り難い一冊.

  • カリスマ教育ママとしての地位を固めつつある著者による中学受験についての本。

    都会の子はこんなに朝から晩まで塾で勉強している、というのがまずビックリだったが、それを支える母親の熱意にまたビックリ。

    色々と批判されることも多いようだが、この努力はやはりすごいと思う。

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著者プロフィール

作曲科・ピアニスト。国立音楽大学作曲学科卒、同大学院作曲専攻音楽理論コース修了。

「2018年 『女声合唱とピアノによる日本の歌 郷愁に寄せて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤亮子の作品

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