- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046017222
作品紹介・あらすじ
内向的な人、必読!ストレスと上手に付き合えば、自分の武器に変えられる。正念場で必ず勝てる!
■あなたの弱さがあなたを強くする
本書は、メンタルが弱い人に、「強くなれ」と要求するような本ではありません。
メンタルが弱い人だからこそ持っているリソースを使って、無理なく強いメンタルを手に入れられるメソッドを提案したいのです。
そのリソースとは、 ・ストレス ・失敗と挫折 ・内向的な性格、この3つです。
通常は、ネガティブな意味付けをされがちなこれらの要素こそが、メンタルを強くする上での味方となり、武器となる。
メンタルが弱い人が自分らしい強さを手に入れ、成功するための土台になる。そのことをあなたにお伝えし、具体的なノウハウを伝授するのが本書の目的なのです。
この本を最後まで読んでいただければ、あなたが感じている自分の「弱さ」こそが、メンタルの「強さ」をつくる原材料となることに気づけるでしょう。
■目次
PART1 メンタル強化の基本戦略
――ストレス、失敗と挫折、内向的な性格を活用する
第1章 ストレスを軽減する
第2章 ストレスを味方につける
第3章 失敗や挫折を最高の武器にする
第4章 内向的な自分の才能を開花させる
PART2 メンタル強化の基本メソッド
――5つのエクササイズ
第5章 マインドセットを変える
第6章 記録をとる
第7章 孤独な時間を守る
第8章 コア・パーソナル・プロジェクトを見つける
第9章 瞑想でメンタルの基礎体力を鍛える
感想・レビュー・書評
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この本に助けられました。
今を生きることに苦しんでいる人たちに是非オススメしたい本です。
科学的な視点に基づいてどうすれば辛いことを乗り越えられるのか、どうすればストレスを緩和することができるのか、などを読みやすく、わかりやすく書いてくれています。
この本を読んですぐに心が軽くなるわけではありませんが、この本に書いてあることを長く実践していくことで確実に自分の心は強くなること間違いなしです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ストレスで発狂しそう!と日々思うので、読んだ。ストレスが増えると、詰み、の気持ちになっていた。
ストレスは打ち負かしたり、消したりするのではなく、いま起きている理不尽は、今後PTAで、或いは40年後に老人ホームで、理不尽さを打開する力になる、と心持ちをきりかえることで、日々局面を乗り越えて行ける気がする!
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響いたポイント()内はしてみること。
1.ストレスは軽減できる
・小説を読み、共感する(小説は好きなので続け読もう)
・緑を見て集中力を分散させ、回復する(ロビーの鉢植えを見に行こう)
・写真などをみて、楽しいことを具体的に思い出しても良い(息子の写真を見よう)
2.ストレスは味方になる
・ストレスは活かせる、味方に出来るとマインドセットする(繰り返しセットする)
・失敗をできる環境でどれだけチャレンジできるか。自分にとって絶対に許容できないリスクは何なのかを決める→意外と自由であることに気づける(絶対譲れないのは息子との穏やかな暮らし。守るには雇用が確保されることだから、自分が決めたルールを仕事場の人が守るかどうかなんてどうでもいいか)
・失敗から対策を学ぶために、感情ではなく事実を思い出す(いつも感情を思い出してた。事実を思い出すと、マルチタスクが悪いみたい)
・失敗を恐れる気持ちを否定しなくていい(そうなのか。確かに失敗を恐れて何もできないことのほうが、長期的にみるとマイナスだな)
3.メンタル強化
・内向型の人は感情に敏感で、ストレスに気付きやすい(私は内向型)
・ストレスの反応を確認→何が脅かされてる→脅かされる何かを救うために、このストレスをどう使うか、考える(わからないけど、考える)
・ストレスを見つけたら口に出すことで、行動を促す(あーストレス溜まってきたぞぉ?と言ってみる)
・日記をつけ、日々、譲れない価値観が何かを見つめる(一言でも書こう)
・ストレスを避けた時の代償を想像し、ストレスが少ないほうを選ぶ(老人ホームで孤立するほうが堪えそう。今の間に強くなろう).
・失敗パターンをストックし、何が活かせるか考える(ストックしてみよう)
・瞑想を8週ぐらい続ける(中断してたけど再開しよう) -
「死にたくなった」人の特効薬になる本を探して購入。
本書は、内向的で苦しんでいる人に、説得力をもって思考の転換、ノウハウを与えてくれる。
誰もがメンタルが弱い人は損だと考えているが、実はそうではなく、良いところもあるというのが面白いところだ。
内向的な人とは、高反応な人であり、知的作業に向いており、自制心が強く、発想力があり、感受性が豊かである。
これはなんとも嬉しいことだが、反対に弱点は周りの影響を受けやすく、友人やメンターを適切に選ばないとろくでもないことになるらしい。
また、「失敗は成功につながる」の嘘と真実がためになった。
失敗したときの反応を大別すると3つに分類することができ、私の場合は失敗しまくる楽天家という最悪のパターンだった。
悔しいけれど、今までの自分を振り返ると、失敗ばかりで何度も同じような失敗を繰り返してきたことを思い出し、当たっていると感じた。
これではいけないので、対処法として「このリスクだけは絶対に取れない」ものを決めたいと決意した。私は「客に迷惑をかける失敗は絶対にしない」ということを肝に銘じていきたいと思う。
あとひとつ、良かったのは、私の長年の悩み赤面症について書いてあったことである。赤面症は周りから自分の緊張がバレて恥ずかしいとばかり考えていたが、本書によれば、顔が赤くなる人は誠実な印象を与え、失敗したときには反省していると思われるということだ。反対に、表情に変化がない人は、不遜な印象を与えてしまうらしい。そう思うと、赤面も悪くないなと思うことができた。
本書は、内向的な性格から蔑まれている人を偏見から救ってくれる良書であった。ただし、死にたくなった人が読んで果たして救われるのかは怪しい。
例えば、ストレスをエネルギーに転換するというのは訓練しなければ身につくものではないだろう。 -
自分は内向的な人間であることを改めて実感できた。内向的な部分を大きなコンプレックスに感じた事はなかったが、扱い方次第で強みにしていけるものというのは目から鱗だった。中でも元々感じていた孤独な時間を守ることへの大切さは、客観的な意見と研究結果で更に理解が深まった。
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Daigoさんの本は今まで何冊か読んできましたが、この本はその中でもベストでした。
ストレスに対する自分自身のマインドセットを変えること。
ストレスの軽減の仕方、失敗や挫折を武器にする方法、内向的な自分の才能を開花させる方法など、とても参考になりました。
メンタル強化の基本メソッドはビジネス書などに書いてあることも多いかもしれませんが、それらをそれらを学術的なエビデンスをベースに語っており、分かりやすいです。
今、ストレスに悩んでいる人は一読の価値ありだと思います。 -
本来はストレスに良い悪いがあるのではなくストレスにどう付き合っていくかが大事なんでしょうね。
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そもそもストレスは自分に成長をもたらすものとマインドセットする。日々をしっかり記録をとり振り返る。孤独の時間を大切にする。
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う~ん、よくある自己啓発本という感じで、
「うん、知ってる」
「ですよね~」ということの羅列で、
心に残るところがありませんでした。
抜き書きはゼロ。
ただ、読んでる間だけ、「今、前に進んでいる」感があるので、
ストレス緩和にはなりました。 -
慈悲の瞑想すごい!
スピリチュアルだなと思われそうだけど、家族や友達にもおすすめしたい!笑