空っぽのやつでいっぱい (KITORA)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 298
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046019462

作品紹介・あらすじ

「なぜ僕たちの日常はこんなにも脆いのだろう――?」Twitterフォロワー数15万超! 
ニコニコ動画を中心に楽曲への映像を提供し、その中毒性のある鮮烈な表現でファンを増やしてきた、最注目映像クリエイター・アボガド6の初のマンガ作品集がついに登場! 
Webで先行公開された「なにもわからない なにもできない なにもない」「マザー」「春よ来い」「神様が落ちてきた日」「正夢」をブラッシュアップして収録のうえ、物語の謎を解き明かす本書だけの描き下ろし作品も多数収録! あなたはもう、アボガド6の世界から抜け出せない……。

感想・レビュー・書評

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  • ブックデザイン/名和田耕平デザイン事務所
    DTP/言語社

  • Twitterでよく観てた。
    こういう系統の話がすごい好き。
    色んなところで繋がってたなぁ

  • オムニバス系短編集
    アボカド6さんとバルーンさんが頭に浮かんだ
    寿命が縮んでも叶えたい事ってあるかな〜
    太く短い人生の方が案外幸せだよね

  • SFが多めに入った短編集。かわいい絵で、毒や暗さを含んだ話が描かれている。話はどれも同じ世界で、繋がりが見えてくるのがいい。
    どの話も心にストンと入ってきて、結構味わい深くて好き。ただ、子育てロボットの話だけは納得できなかった…そうはならないと思ってしまう。
    寿命で何でも買える話は、いいなと想像しちゃう人も多いんじゃないかと思うけど、長生きが一番な人も多いんだろうか。

  • タイトルの通り。
    全てが空っぽで繋がっても空っぽなまま。

  • 【収録作品】
    なにもわからない、なにもできない、なにもない
    君の名前でいっぱい
    神様が落ちてきた日
    マザー
    命を削る仕事
    青写真
    正夢
    春よ来い
    Intermission 空想
    命拾い
    後日談


    独特の世界観ただの短篇集かと思ったら…
    一話一話が短いんだけど
    何気にリンクしてて世界が繋がってるんだなぁ~と、
    感情って色々。
    裏側には何が潜んでいるのか?
    不思議な感じのSF連作短編。

  • 丁寧に編み込まれたゆるやかで独特な世界観を紐解いていくと、モノクロに見えていた物語に彩り豊かな気づきが生まれます。

    「人は自分の見たいものしか見えない」

    という冷ややかな事実を優しく突きつけてくるような1冊。

  • 物語が繋がっていることに気づいた時、思わず「繋がった…!」と声に出してしまった。
    後味が良いとも悪いとも言えない不思議な読後感を味わえる。

  • 繋がった。何回でも読み返したくなる。

  • アボガド6さん多彩すぎる
    世にも奇妙な物語が好きなら好きそう。
    少しぞわっとします。

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著者プロフィール

アボガド6
クリエイター。2011年から活動を開始。ニコニコ動画を中心に楽曲に映像提供を行い、イラスト・漫画の制作も手がけている。漫画作品『やさしさいっぱいの土の上で』、イラスト作品集『剥製』(KADOKAWA)などを発表。2019年7月9日、『漫画短編集「幸せをあなたに」』(アミューズ)を刊行。

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