東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046023056

作品紹介・あらすじ

「1000時間勉強して将来の年収が100万円上がる場合、
 勉強の時給は4万円になるよ。
 なんでみんなそんなに勉強しないの?」

●東大医学部在学中に司法試験にも一発合格し、英検・数検1級取得や
 TV「頭脳王」での優勝など、ありとあらゆる“勉強”のフィールドを制してきた
 著者だからこそ伝えられる、<超効率的勉強法>のすべてを初公開!

●「天才」「神脳」と言われる自分も、決して超人的な記憶力や特殊能力があるわけではなく、
 ただひたすらに、「勉強の仕方がうまい」だけなのです――。
 「はじめに」でそう述べる著者が、成功も失敗も経験した約20年間に、勉強と向き合い続けたなかで
 試行錯誤を繰り返して生まれた独自の勉強法や考え方には、
 経験に裏打ちされ、磨き上げられた最高のメソッドが詰まっています。

 ◆ゴールからやるべきことを逆算して、超効率的にタスクをこなす 《 逆算勉強法 》 。
 ◆勉強を加速させる 《 できるループ 》 の回し方。
 ◆ 《 幸福の最大化理論 》 で複数の物事を両立する方法。
 ◆勉強の 《 大木 》 を育てるために知っておくべき、 《 幹 》 と 《 枝葉 》 のイメージ。
 ◆ 《 具体と抽象 》 を行き来して、理解度を加速させる方法。
 ◆覚えるべきものによって2種類を使い分ける 《 語呂合わせ 》 のやり方。

 ……などなど、読めばすぐに試してみたくなるやり方・考え方が盛りだくさん。
 シンプルで正当派。だけど、「こんなやり方あったんだ」と思わず目からウロコが落ち、
 勉強に対する考え方すら変わること間違いなし。
 
 後悔はさせません。
 新時代の学習法の決定版、登場です。

感想・レビュー・書評

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  • 勉強は人生の幸福度を最大化するための手段として考えること。青春時代にしかできない経験があると思いますが、勉強をして大学に行くことで、将来的に得られる実利などを考えるとワクワクしませんか?ということが書かれています!

    さらにすごいと思ったのが、河野さんご自身が経験した司法試験を基に、予備試験に関する勉強法も記載されています。

  • 神脳といわれるだけあって一瞬で記憶できる才能があるんだろうな、1教えたら10理解できるタイプなんだな、と勝手に想像していたけれど、彼の勉強法はかなりシンプルで論理的で、いかにも算数が好きな方ならではの、「寄り道しない」効率さがうかがえた。

    自分に自信のある人間だが、慢心することも、他人を見下すこともせずに、ひたむきに努力している。「自分はすごいんだぞ」という自信ではなく、「頑張ってやるぞ。だって自分は頑張りさえすればなんだってできるんだから」という自信が原動力になっている

    自分磨きをしよう

    人間万事塞翁が馬
    此れ何ぞ福と為らざらんや
    困難や失敗が立ちはだかっても、これを唱える

    世界地図と現在地の地図

  • 以下メモ。

    神童と思っていたが、意外と人間らしい。弱い部分も把握して自己管理している。

    ●天才と言われるが、中学受験で失敗も経験
    ●1000時間の勉強で年収100万上がるなら、時給4000円
    でありコスパ良い
    ●タイムアタック、スコアなどでゲーム性を持たせる
    ●幸福を最大化するにはどうする?から逆算
    ●教科ごとに戦略を立てる。やらないものはやらない
    ●大きな目標を見失わないために、世界地図と現在地地図を使い分けるイメージ
    ●効率の良い勉強は、インプット2〜3割、アウトプット7〜8割
    ●10の効率で10時間やるより、三時間寝て20の効率で7時間やる
    ●隙間時間で勉強。歯磨きドライヤーなど手を使って、頭を使っていないとき。
    ●手段を目的化しないことを日々確認。
    ●エビングハウスの忘却曲線を把握してる。 
    ●司法試験合格も、効率を考える。医学の勉強も必要最低限としていた。

  • 面白かった。成功体験を教えます!というような上から目線ではなく好感が持てる書きぶりだった。
    ・幸福の最大化から優先順位を付ける(損きり)
    ・効率的な勉強法は全体像を押さえた上で細かい知識を覚えること。
    ・網羅性の高い教科書とメリハリの利いた問題集で勉強すると良い。

  • わかりやすい表現で、文からも知性がにじみ出ていた。
    スケジュール管理とアウトプットの重要性を改めて感じた。
    正しい努力で自分の可能性を広げていきたいとモチベーションが上がる一冊となった。

  • 勉強のモチベーションが上がる本。
    人生は学生を終えてからも勉強し続けるから、正しく効率的な方法を身につけることが大切。

    ・PDCAサイクルの活用
    ・目標と目的の明確化
    ・逆算勉強法
    ・アウトプットの強化

    これらは重要だし取り入れていこうと思った。

  • 受験期に読み、とてもモチベーションが上がりました!
    勉強に悩んだ時は読むべき本だと思います!

  • Learn better,アウトプット大全集の後に続けて読んだ学習本。偶然続けて読んだが、3つとも言っていることの幹は基本同じ。インプットとアウトプットの比が3対7なんて全く同じ。
    もう少し違う意見があっても良かったなと思ったが、この3冊に書かれている幹の部分を基本として死ぬまで学習を続けて行きたいと思う。
    なお作者の河野玄斗さん、テレビのクイズ番組で見てとんでもない(ある意味気持ち悪いぐらい変態的)人と偏見を持って見ていたが、本書を読んで非常にしっかりした考えを持った方と改めて見直した。何より22歳で人生の全体を見通している所が凄い。本人の努力は当然の事ながら、ご両親の教育の仕方も大きな影響があるのではないかと感じた。ご両親の考え方も本にして欲しいと思った一冊であった。

  • 「東大医学部在学中に司法試験も一発で合格した」という著者。2018年現在、東大医学部5年生。将来は医師資格を持つ弁護士を目指すとのことです。どんな勉強法なのか興味あり。

    感想。23歳?とは、思えないほど分かりやすい文章。編集者さんとかのサポートもあるんだろうけど。内容はとってもシンプル。

    ・まずは目標に対して、何をどの程度学習する必要があるのかを把握する。過去問をサラッと眺める方法が良い。

    ・次に、やるべきことを逆算して、スケジュールに落とし込む。週毎や日毎に。

    ・インプット2〜3割に対して、アウトプットを7〜8割の割合で行うのが最も学習効果が高いとよく言われるらしい。

    ・快適な勉強のためにストレスを減らす。眠ければ寝る。
    尚、音楽をかけながらの勉強は良くないと、私は良く聞いていたが、この著者は音楽をかけながらの勉強派だと。まさにストレスを感じるかは人それぞれということか。

    ・色んな本で書かれている、努力の方向性を間違うな、的なことがこの本でもかからている。目標に向かった無駄のない努力を、と。

    ・例えばまとめノート作りはその最たるもの。理解できていないものを体系的に整理する際は可。

    ・暗記モノは、短期記憶と長期記憶の違いを意識し、とにかく短いサイクルでたくさん反復し、短期記憶を長期記憶に変換する。

  • 3)1000時間勉強して将来の年収が100万円上がる場合
    100万円×40年÷1000時間=時給4万円
    34)目的を持つことは何かを始めるときのモチベーションになるだけでなく、何かが終わったときの自己肯定感にもつながる
    43)目標は仰々しく
    1→レンガを積んでいる職人
    2→レンガを積んで教会を造る職人
    3→多くの信者の心の拠り所となる大聖堂を造る職人
    目標なく闇雲にレンガを積んでたまたま教会ができることはないし、教会をとりあえず造ったらたまたま多くの拠り所となるであろう完成までに100年以上かかる大聖堂になることもまずない。意識して初めてその目標に近づける。
    55)ゲーム化で回すできるループ
    1.タイムアタック=いかに短時間でクリアできるか意識
    2.スコア=いかに高得点を取れるか意識
    3.チェックリスト
    68)史記/南越伝=禍福は糾える縄のごとし
    69)大学受験に向けて勉強しないといけないけどやっぱり遊びたい→毎日遊ぶor遊びの時間を半分減らして勉強、いい大学へ入ってから遊ぶ
    週6日遊ぶ満足度が週3日遊ぶ人の2倍より小さい
    後者はやるべきことをやっているため自己の成長や安心感は計り知れない。遊びにも余裕が出て心から楽しめる。
    73)複数の物事を両立させるには優先順位をしっかりつける
    両立させることとどっちも全力でやることは違う。
    107)先生によっては「範囲にメリハリなんかつけるな、全部重要なんだから」と言うかもしれない。それは先生の目標が「成人までに必要な一般常識を満遍なく学ばせる」ことだから。しかしあなたの目標が「志望校の合格点へ届く」ことなら満遍なく学ぶことは効率よくない。
    133)労力を割くべき人、物事の為に不要な労力はときに容赦なく削るという思いも必要。そして同様の理由から関係を切る際も何も言わず、気づいたら離れていたというような距離の置き方がベスト。喧嘩をする労力、連絡を取る労力すら惜しいと思ってもいい。
    200)チャート式,サクシード,4ステップ
    大学への数学1対1対応の演習,月刊大学への数学
    217)ちくま評論,現代文キーワード読解
    古文単語ゴロゴ,漢文早覚え速答法
    229)システム英単語,英文解釈教室,総合英語Forest,速読英単語
    236)物理重要問題集,名門の森,新・物理入門問題演習
    化学基礎(標準)問題精講,理系大学受験化学の新演習
    243)センター試験日本史Bの点数が面白いほどとれる本

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著者プロフィール

1996年、神奈川県生まれ。東京大学医学部卒。在学中に司法試験と医師国家試験に合格。卒業後はYouTubeで「河野玄斗の神授業」配信や、学習アプリ「ring」開発等を通して受験学習コンテンツで受験生の支持を集めている。2022年には、司法試験、医師国家試験と並び三大国家試験と呼ばれる試験のうち、もっとも合格率が低い公認会計士試験に挑戦。今回も一発合格を果たしている。

「2023年 『資格試験のための最短最速勉強法 速学のススメ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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