20代から身につけたい ドラッカーの思考法

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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本棚登録 : 37
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046028174

作品紹介・あらすじ

リーダーになってからでは遅い。ビジネスで必要なことは、すべてドラッカーが教えてくれる。ドラッカーが語る「仕事の本質」。

感想・レビュー・書評

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  • Audibleで。
    項や節ごとの区切り・効果音が頻繁なのが気になった。内容は平易。勉強になる。ただ、これ系は読んでいて退屈ですね(笑)。
    言い訳作りのための会議が多いのは納得。
    完全を求め続けることは大切。

  • 久しぶりにドラッカーに触れたくなって読んだ本。
    定期的にマネジメントの原点に立ち戻るには、
    ドラッカーの思想に触れることだと改めて思った。

    【勉強になったこと】
    ・何が自分に合っているかなんて、経験しないと
     分からない。色んなことを経験してみること。

    ・マーケティングの現実
     ①お客様と市場を知っているのは、お客様だけ
     ②ライバルは同業他社だけではない
     ③質の意味と基準を決めるのはお客さま
     ④お客様には、購入に決定権を持つ人と、
      拒否権を持つ人がいる
     ⑤お客様はモノではなく満足の手段を買う
     ⑥お客様は合理的であり、かつ合理的な基準を
      複数持つ
     ⑦お客様の特定会社へのロイヤルティは
      ささいなものである
     ⑧お客様を特定できないときは、市場や用途から
      特定する

    ・マイナス思考から生まれるものは、
     リスクマネジメントである。マイナス思考が
     悪いわけではなく、マイナス思考だけなのが悪い。

    ・チャンスをつかむためのヒント
     ①思いもしなかった成功や失敗
     ②「市場やお客様」と「自社」のミスマッチ
     ③プロセスニーズ
     ④業界や市場の構造変化
     ⑤人口構造の変化
     ⑥消費者の認識の変化

    ・新規事業では、10人中4人が賛成したら、
     タイミングを逸したと考えてよい。

    ・イノベーションとは、
    「より良いものにするために継続的に改善すること」
    「より新しいものにするために根本から変えてしまうこと」
     のことである。

    ・本当に優秀な人材は、採用する人数の3乗分の1に
     比例する。

    ・モチベーションを上げる3つの仕組み
     ①高い水準の仕事
     ②自己管理に必要な情報の提供
     ③決定への参画

    ・成果をあげるリーダーに共通していることは、
    「やるべきことをやっている」こと。

    ・正しい意思決定の手順
     ①問題の分類
     ②目的の明確化
     ③複数の解決策の作成
     ④実行手段への落とし込み
     ⑤徹底的な実行
     ⑥結果の評価
     意外と⑥が出来ていないことが多い。

    ・大切なのは、できないことではなくできること。

  • 第1章まとめ
    ・社会に出てからも体系的な学習が必要
    ・会社経営は科学と芸術の両方
    ・社会の上位20%以内、経営環境によっては10%
    ・自分の信念や意見をもって人に煙たがられる人生を
    ・経営は、現在と将来の両方の利益を追う必要
    第2章 マーケティング(会社・市場・お客様とは?)
    ・マーケティングはお客様から事業全体を見る思考法
    ・イノベーションは、新しい経済価値(売上げや利益)を生み出す行為の全て
    第3章 戦略(強みはどこにあるか?)
    ・課題設定をしながら、社会や市場・お客様をよく見て、よく聴き、つねに新しい事業目的(誰に、どのような貢献をするのか)を決めるべき。
    ①お客様は誰か、②お客様は何を買うか、③お客様はどこにいるか、④お客様にどうやって到達するか
    ・すでに原因は起こっているのに、まだ社会現象として表面化していない分野にチャンス
    ・市場は開拓して作り出すもの
    ・戦略は「経営環境」「事業目的」「自社の強み」の3つの条件が合致する必要がある。
    第4章 目標管理(何を達成するために働くのか?)
    ・結果目標(例:利益)だけでなく先行目標(例:生産性、イノベーション)も必要。中間点でのチェック指標となる。

  • 組織運営をしていく上で有益になりそう内容で、読んでいる間インスピレーションがどんどん湧いてきた。 また組織運営に関わりそうになる前に読み直したい。

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著者プロフィール

藤屋ニッチ戦略研究所株式会社代表取締役。1996年、経営コンサルタントとして開業。1998年に大学院に入り、「マネジメントの父」と言われているドラッカーの研究を始める。現在は、ドラッカーのマネジメントをさまざまな視点から再編成し、中小企業を対象にしたコンサルティング、経営塾、執筆活動を複合的に行っている。著書・監修書は『図解で学ぶドラッカー入門』(日本能率協会マネジメントセンター)、『ドラッカーの教え 見るだけノート』『まんがと図解でわかるドラッカー』(ともに宝島社)、『13歳から分かる! 人を動かす カーネギー 人間関係のレッスン』(日本図書センター)など49冊(電子版、海外版を含む)、累計発行部数は248万部を超える。

「2022年 『毎朝5分で学べるリーダーシップのコツ! カーネギー『人を動かす』の教え 見るだけノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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