独学プログラマーのためのAIアプリ開発がわかる本

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 95
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046040077

作品紹介・あらすじ

この本は、「プログラミングの基礎は勉強したけど、アプリは作ったことがない人」に読んでほしいと思って書きました。

この本のタイトルの通り、僕はプログラミングをスクールに行って学んだり、会社の先輩に教えてもらったりしたわけではありません。完全に独学でプログラミングを学んでいます。


それでも話題になるアプリが作れたのは、僕にプログラミングの才能があったからでもなんでもなく、個人が趣味で一つアプリを作るくらいのことは、最低限の知識を押さえれば、そこまで難しくないのです。もちろん、仕事で活かすのであれば、プログラミング以外にも、環境構築やインフラの知識が必要だったり、保守性の高いコードを書けたりする必要があります。

しかし、「初心者が最初のアプリを作る」のに膨大な時間は必要ないのです。この本では、環境構築が一切不要なGoogle Apps Scriptを利用してアプリを作ります。またプログラミングも簡単なJavaScriptがわかればOK。とりあえずは実装できてしまいます。

これからプログラミングを勉強してみたいと思っている方は、この本で最初の一歩を踏み出してみましょう。自分の手で動かしてみて、少しでもプログラミングが楽しいと思ってくれればうれしいです。

なお、この本では厳密性よりも理解しやすさを重要視しています。
エンジニアの方で、ちゃんとしたエンジニアが書いたコードで学びたい方には、この本を読むのはオススメしません。
この本は、抽象度や、複雑性、保守性をには重きをおかず、まずは独学でアプリを作ってリリースしてみたい、難しいことは抜きにプログラミングを体験したいという方向けに書かれています。
(「はじめに」などより)

感想・レビュー・書評

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  • アプリを作ったときの中身解説。
    タイトル詐欺気味だが、むしろ本質に迫った誘い文句ともいえる。
    プログラミングはあくまで手段であり、何をしたいか次第。
    その順序で学べる点で言うと、この本の先はどうであれ、初学者の本気度を試される本だ。
    そういう意味ではターゲットは絞られており、ターゲット外の人には中身を見て憤ることだろう。
    つまり、プログラミングをすでにしている人にはAIの意味にがっかりし、
    全くの未知の世界にはすごいことができるとワクワクするかもしれない。
    そこで手を動かす人が作りたいものをつくるきっかけと言うと擁護しすぎだろうか。

  • 画像をOCRで認識させるのはAIじゃないだろ

  • 独学文系プログラマーが、Google Apps ScriptとLINE DevelopersとGoogle Cloud Vision APIを使って文字起こしアプリを作る方法について書いた本。

    Web APIを使って楽にシンプルなLINEアプリを作りたい人にうってつけ。必要最小限なスキルを説明してて読みやすかった。ひとつひとつは、検索したら出てくる情報やと思うけど、まとまってて良い。

    すごく学習効率が高い人だなと思った。見習いたい。プログラミングそこそこ知ってるけど、自分でサービス作ったことないので、嫉妬心多め。

    プログラミング学習の鉄板フローとして下記フローを紹介してる。作りたいものドリブンなところが共感する。
    1. 作りたいものを決める
    2. 何を学べばいいのかメンターに聞く
    3. プログラミングの基礎を固める
    4. クローンアプリを実装する

    作りたいもの考えて、しょうもないものでもいいからサービス、ローンチしてみようと思う。

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著者プロフィール

1995年生まれ。国際基督教大学卒。大学卒業後、仕事のかたわら、独学でプログラミングを学ぶ。試行錯誤を重ね、独学で作ったAIアプリ「文字起こしくん」でユーザー登録者数12万人を獲得。プログラミング初心者が、自分自身でプロダクトを作れるようになれる技術チュートリアル・試行錯誤した結果などを記事にまとめている。非エンジニアのために、プログラミングの学習ハードルをできるだけ低くし、誰もがプログラミングを武器にできるような社会を実現することを目標にしている。

「2019年 『独学プログラマーのためのAIアプリ開発がわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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