人材育成コンサルタントが本気で考えた 全員転職時代のポータブルスキル大全
- KADOKAWA (2019年5月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046043368
作品紹介・あらすじ
執筆チームのコンサルタント全員が転職経験者!
国内外で活躍する人財育成コンサルティング集団「HRインスティテュート」が25年間、10万人の能力開発をサポートして集めた、部署が変わっても、会社が変わっても、業界が変わっても戦える・勝てる104スキル。
この本に載っているポータブルスキルをすべて知っていて、かつ実践できるなら、あなたはどこに転職しても活躍することができるだろう。
より豊かな人生のためにキャリアを選択できる時代、誰もが転職しうる「全員転職時代」を、しなやかに、したたかに生き抜くビジネスパーソンのための1冊。
コンサルタントが現場で実践している事例、現場で目にした事例を交えて解説する。
●8つのカテゴリで、これからを生きるビジネスパーソンに必要なスキルを全網羅!
Chapter1.戦略思考編――柔軟性こそが最強の武器である
Chapter2.コミュニケーション編――どこでも誰とでも繋がれる「人間力」を磨く
Chapter3.目標設定編――「人が共感する」目標を設定せよ
Chapter4.分析編――「人間だからできる」分析力を研ぎ澄ます
Chapter5.時間管理編――最短の時間で最高の成果を手に入れる
Chapter6.メンタル編――「一緒に働きたい」と思われるマインドを磨く
Chapter7.リーダーシップ/チームビルディング編――「どこでも、誰とでも」成果を生み出せる
Chapter8.ライフハック編――「小さな準備」が巨大な成果の差を生む
知っているだけでは意味がない。必ず1つ1つのスキルを実践し、あなたのものにしてほしい。
感想・レビュー・書評
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こういう本を探してた。それぞれのスキルを、自分が既にできていること と できていないけど必要 なものに分類しながら読んでた。ほとんどできていないし、既にできていることはほとんどない。意識しなくても自然に使いこなせるようになりたい。
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元ネタがあるのにそれっぽい名前をつけてるせいでしょうもない内容になっている。
これぐらい当たり前と今更これが混在しており、読者を混乱させる。
フレームワークのいくつかは実際に便利で自身も使っているものがあるが、
ネットで検索した方が早い。
本である必要性が薄い。 -
何というか薄い。104ものスキルを紹介しているから、と言えなくもないが、ビジネス書などの注釈+αという印象がぬぐえない。もう少し深堀すべきだと思う。一応スキルカタログとしてはまあ使えなくもないが、深く知るためのアクセス方法、すなわち参考文献がないので結局自分で探さないといけない。これならA4用紙1枚に用語と簡単な説明をまとめた表で十分。
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うーん。
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こういう、一覧に棚卸ししてくれる系たすかる
タイムマネジメント系のスキルは特に見直したい。
あと、いろんな情報ちゃんと入れておきたい。 -
最小の戦力で最大の効果
マンダラートをやる
オファーと勧めは断らない
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誰もが必要とされるポータブルスキルを
体系的にまとめた本。
途中、ポータブルスキルとは関係なさそうな話も
出てきたりはしましたが、総じてこういったスキルが
今後は求められてくるんだろうなあと感じました。
昔と違って1社に居続ける人が少なくなるだろうし、
自分が他に行っても活躍出来るようにするためには、
ベースとなるポータブルスキルを如何に伸ばすかを
しっかり考え、成長していくことが大切ですね。
【勉強になったこと】
・ロジカルとは、事実認識・解釈・判断という
3つの要素が「だから」と「なぜなら」の双方で
つなっている状態、かつ分かりやすい状態のこと。
・「顧客志向」とはFor the Customer(顧客のために)
ではなく、As the Customer(顧客の立場で)のこと。
・大切なことは繰り返し述べる、かつ印象に残るような
キーワードを加えて述べるのが望ましい。
・具体性を持たせるためには、
①数値化する
②固有名詞を使う
③エピソードを入れる
ことが大切。
・鳥・虫・魚・蝙蝠の眼
鳥の眼:俯瞰して見る
虫の眼:物事をきめ細かく見る
魚の眼:時系列で見る
蝙蝠の眼:物事を反対から見る
・何事もちょっとやってみてから順番を決めるとよい。
5分くらいで見てから、
・15分以内で終わりそうならすぐ着手
・それ以上かかるなら後回し
・そもそも自分じゃないならそれを伝える
といった判断をすることが大事。
これが作業を止めないためのコツ。
・2030年に求められるスキルの上位
心理学
指導力
社会的洞察力
協調性 -
どの企業でも、誰とでも、成果を出せるスキルとは、興味があります。
同じ企業に終身で雇用される時代が終ろうとしている。
プロジェクトごとに、様々なメンバーが集まり、プロジェクトを完成させて、解散する、そんなプロジェクトビジネスに従事する中で、モビリティなスキルについて、考える中、読んでみました。
思考編は、フレームワークネタ。
コミュケーション編は、外堀力とか旗揚げ力とか根回し力とか、ちょっと無理やり感がある。
目標設定編は、計画とVision設定のこれもフレームワークネタ
分析編は、フレームワークのオンパレード
時間管理編は、Tips的ネタ
メンタル編は、NLP計が多い
リーダーシップ編は、・・・
など、ちょっとフレームワークを知っていれば、モビリティが高まるのか、と閉口しますが、
このくらいのフレームワークは知っているべきでしょうということなのでしょう。 -
人は忙しいとコトだけを聴いてしまう。
ヒトに関心を向けて相手の感情をキャッチする。
GROWモデル
goal目的の明確化
reality現状把握と評価
resource資源の発見
option選択肢の創造
will目的達成の意思
これらの質問を重ね目標を自分事におきかえる。
質問を通して相手に考えさせて言わせること。
ECRS分析
eliminate取り除くやめる
combinedいっしょにする同時にする
rearrange入れ替える置き換える
simplify単純化定型化
業務効率化手法
今のやり方が当たり前というレガシーが色濃い業務ほどECRS分析で大胆に見直す
フェルミ分析
仮説を立て→仮説を検証し→知っている情報をあてはめ→推定する
情報がないときは、推定して検証する
優先順位付け
重要度は高いが優先順位は低い
→分解と集中が大切、分解は短時間で処理出来るタスクに分解
ザッカーバーグ
完了は完璧よりも優れている
done is better than perfect
隔絶された空間がなぜはかどるか、余分な物が取り除かれ、残されたものに集中出来るから
集中が切れた時に直ぐにシフトできる仕事を用意しておく。
ぐるぐる悩む人は周囲と自分の貴重な時間を浪費する。
悩むとは、仮説が描けず思考が停滞している
考えるとは、何らかの仮説を持ってその検証に向けて行動している状態
モヤモヤしている状態、事実と解釈、そして感情が混ざっている状態。
→書き出して、グルーピング(事実、解釈、相談)してあげる
リーダーの役割は、成果を追い立てるのではなく、振り返りと改善を促すこと
本音ブッコミ力
よそ者、若者、変わり者が、古来より組織に変革をもたらすと言われている
いつまでも現役でいたい、いつまでもフレッシュな思考を維持したいならミーハーであることだ
断らない事は新たなちゃれんであり、人からの依頼やすすめを意思のある挑戦へとチェンジする事だ、ここに成長の秘密がある
いかに人とは異なるネタもとを持つことがその人の価値に直結する
人のためにエモーショナルに活躍する人を社会は必要とする。
人を動かす3要素
エトス、パトス、ロゴス
心理学、指導力、社会的洞察力、協調性