改訂版 何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 112
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046044679

作品紹介・あらすじ

10万人に支持された人気参考書が、パワーアップ!

<内容紹介> 

「何を書いたらいいかわからない(泣)」
それは小論文に《正解》があることを知らなかっただけだ。
この本は、君のためにある。

「課題文読むのぉ、マジ面倒くさいんですけどぉ?」
それは課題文に《メッセージ》が隠されていることを知らなかっただけ。
この本は、君のためにある。

「自分の主張を書いたら『主観的だ』といわれるし、
 説明だけ書いたら今度は『あなたの意見がない』っていわれる。どっちやねん!」
それは《意見》という言葉の意味を学校が教えてくれなかったからだ。
この本は、君のためにある。

「いつも途中でドツボにはまって時間切れ……」
それは《考えても仕方のない話題》を選んでしまっていたから。
この本は、君のためにある。


多くの受験生にとって、小論文はつかみどころのない暗闇のような科目だよね。

何が正解かわからないから、どこかで読んだ文章をパクって埋めてみたり、
難しい言葉を並べてカモフラージュしたり、安易な「○○方式」に飛びついたり……。

でも、小細工では原稿用紙は埋まらなかったはずだ。

大事なのは「どう書くか」ではなく、「何を書くか」。

「何を書くか」の見つけ方なんて、高校では教えてくれない。
大学入試の小論文では要求されているのに。

だから僕はこの本を書いた。

ゴールの見えない暗闇でシュートを蹴るような、不毛な小論文はやめよう。
出題者が求める《正解》がわかれば、シュートは自然に決まる。
暗闇を抜け出すための、最初の扉を開こう!

(はじめに より)

※本書は2011年に小社から刊行された『何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55』を改題の上、再編集したものです。

感想・レビュー・書評

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  • 人の作文を見ることが多くなる時期なので,小論文(作文)指導はどのようになっているのか情報収集。一応の書き方の目安(構造,内容,展開,・・・)といったものは教えられる知識として確立しているのかなという印象。受験等での小論文は出たとこ勝負で,作文論文スキルがあっても内容に関する知識量が少ないとどうしようもないだろう。だからこそ,そのような知識を要しない出題になる傾向があり,これはこれで内容は薄くなるのかな。最初は質はさておき,しっかり書き切る経験を積むこと。そして,本書で紹介されていた3行で構造的に書くという方法は有効と思われる。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】 
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/747504

  • 読み手視点や伝わる文章の書き方が分かり、勉強になった。作文と小論文、感想と意見の違いが明確だった。出題の意図を理解し、意見を書く。意見とは提案。

    自己PRは「私の性格は○○です」だけでなく、それにつながる過去の行動を書く。盛らずに事実のみを書く。

  • 小論文とは何かを全く知らない高校生(大学受験生)が、とっかかりとして読むのに最適だと思います。
    普通の科目(現代文など)だけでは考えが及ばなかったであろうことに対して、多くの気づきをもたらしてくれます。
    個人的には、「問題解決」とは小論文に限らず世の中の全てに必要なことだということを学びました。
    (そもそも小論文の題材が世の中の諸現象なのだから当然か)


    ・小論文とは何?
    →問題解決!

    ・意見とは何?
    →事実や感想ではない
    →Yes/Noの議論を生じるもの
    →提案!

    ・どんなふうに書けばいいの?
    →4つのパターンごとに、それぞれ適する対応の仕方がある!それにあてはめればOK

    ・問題提起のポイントは?
    →気分より実害=命かお金に関わること!

    ・原因を考えるポイントは?
    →解決可能か&それが本当の原因か!

    ・解決策のポイントは?
    →罰則や心がけより仕組みの改善!

  • 図書館で借りた。
    資格試験のとちがう

  • 2020年7月新着図書

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著者プロフィール

「問題解決型ビジネス国語」を指導する企業研修・ビジネスセミナー講師。CSS公務員セミナーでは教養論文の講義も担当する。代々木ゼミナール講師時代、小論文を「問題解決の科目」と再定義することによって合格率を倍増。浪人生のゴチャゴチャになった頭を整理するツールとして「ミニマルシンキング(論点を最小限に絞る思考法)」を開発する。NHK Eテレ「テストの花道」はじめテレビ、雑誌でも活躍するほか、著書は台湾、中国、韓国などアジア諸国でも翻訳出版される。

「2021年 『資料と課題文を攻略して合格答案を書くための 小論文のオキテPRO』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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