手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046046840

作品紹介・あらすじ

「モノ」を物理的に手放し、必要最小限の持ち物で暮らすには、ちょっとしたコツが必要かもしれません。
なぜなら私たちは手放すこと、つまり「引き算」の美学や、そのメソッドを教わってこなかったからです。
けれどもそれは、再現可能な技術であり、練習さえすれば、誰にでもできる営みです。
また、モノを物理的に「手放す技術」は、精神面にも当然応用できます。
たとえば時間管理や、コミュニケーションの面で「手放す技術」を発揮できれば、無駄な習慣やしがらみを断ち切り、クリエイティブな時間をもっと増やせます。
その理由は、とってもシンプル。
「手放す技術」とは取捨選択の積み重ねで得られるものだから。
そして、「必要なことを見抜く技術(本質的なほうを選ぶ技術)」と表裏一体のものだからです。

感想・レビュー・書評

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  • 余白がないとバカになる。読書中にもモノを手放したい欲が高まり本書を読み終わる頃にはだいぶ部屋がスッキリした。モノを手放す行為こそがモノを大切にする行為なんだなぁとしみじみ。

  • コロナ禍の話は現在と少しズレもありましたが、全体的に読みやすく、減らす基準が参考になりました。また、片付け本で物の増やし方も書かれているのは珍しいと思います。
    余白の時間に自分は何がやりたいと思えるか?断捨離後が楽しみになりました。ミニマリストはハードルが高そうだけど、片付けのやる気が出ました!

  • 選択肢が多ければ多いほど人は不幸を感じやすくなる
    モノが多いとメモリが無駄遣いされる

    わたし、もうアラフォーなのに、何がしたいか何が好きかわからない…とずっとモヤモヤしているんですが。原因はここかっ!と思いました。
    余計なことばかり考えています。家もモノがいっぱいで、アレもコレも手を出して、本来考えるべきことを考えずに1日が終わる日が多々。
    何が本当に必要なのか、モノを通して取捨選択していくことが、本当に自分らしい生き方に繋がっていくなんて!
    手放すことにすごく抵抗があったんですが、それもうまく論破してくださいます笑
    人生に迷ってる人に、おすすめの1冊です!

  • いや。ホントにそうだな。とひたすら読んで納得。

    モノはどんどん欲しくなるし、もっといいモノを求めがち。だけど、経験は人と比較することもなく、自分の中で貯めておける財産になる。

    モノにお金をかけすぎるな!

    まさに!!!と。思わされました。

    そして、しぶさんはミニマリストだけど、ほしいモノや便利なものはどんどん買ってみて、試すことも推奨してて。それよりも買う時に、手放すことを念頭において、

    もし、これが買ってからやっぱり我が家に合わなかったときにうまく手放せるかどうか?を考えて買え。と。

    買ったけどやっぱり失敗ってなった時、半分くらいの値段で買取がすぐ現れるようなモノなら、半額で試してみる気持ちで買ってもいい!

    と。

    なるほどなぁ。

    ただ、流動性のないものは0円の可能性は大だから、そのときはしっかり選んでいいものを買うようにすれば、損失も少なくなる。と。

    ホントにそうだな。と、納得でした。

    ただ、不思議なんだけど、自分で自由に生きて好きなことしてミニマルに暮らしてるしぶさんの本一冊読んでも、なんでかわからないけどうわぁー幸せそぅーって思わないのはなんでなんだろう。笑笑!!!

    どちらかというと、負のオーラというか、吸い取りオーラというか、楽だけど幸せかどうか怪しいな。いや、幸せなんだっていうから幸せなんだろうけど。笑笑

    もっとたくさん幸せってあるよ!って逆に伝えたくなっちゃいそうなくらいに、遊び心持ち合わせてなさそうだった。笑笑

  •  前作との内容がほぼ重ねているので、二つ比較すればやはりこちらの方がおすすめです。内容が分かりやすいし、作者の考えがもっと伝わります。
     一番大事なことが捨てること(取捨選択)の繰り返しを通して、改めて自分と向き合い、自分にとって大切なことやモノを残して他を削ぎ落とします。
     「したいことのために、何をしないでか?」「自分の理想的な生活は何ですか?」「幸せとは何ですか?」に関して、もう一度考えさせていただきました。
     前作より、文章の構成が良くて分かりやすいし、さらに系統的に、理論的に書かれているので、ミニマリズムを改めて理解しました。自分もこれから実践しています。ちょっと悪いですが、前作より、こちらの方が良い、おすすめです。

  • 余白を作るために、無駄なものを省く。合理的な考えだと思いました。本当に自分の好きなこと、得意なことを見つけるために、不要なものを手放す。私もやってみようと思います。

    日本にいると、やはり残業などで時間を切り売りしていますが、その時間で新しいことを見つける可能性を失っていることも事実です。しぶさん、良い本を書いて下さってありがとうございました。

  • オーディブルで聴きました。なぜミニマリストを目指したのか、どんな人がミニマリストに向いているのか、ミニマリストになって良かったことなどが学べます。特に一人暮らしの人であれば、モノを最小限に減らせば、掃除や引っ越しが楽になるのでメリットが大きいと感じました。

  • 余白を作る生き方。あまり印象に残る内容はなかったかも。

  • 余白を作ることは生き方をデザインすること。
    余白があるから自分の好きなことに注力できる。
    モノを減らすことは取捨選択の練習。
    人生、取捨選択の連続で、自分らしく生きていくためには何が必要で価値のあるモノなのかを見極めることが大切だと思った。
    まずは30%の余白つくります。

    本としては、あまり効果的ではない例示が多いというか、重複している印象があったため、若干読み飛ばしたところもある。これも取捨選択?

  • 浪費家で、服が好きですぐ買ってしまう私には心に響く内容でした。
    そのうち使うだろう、と残したものはどうせ使わないということも、その通りなのでグサッときました。
    読み終えると、今までの自分がいかに無駄なものを買っていたか、部屋がいかに無駄なもので溢れていたかをまじまじと考えさせられ、掃除したくなる衝動に駆られました。
    今は無理でも少しずつ、しぶさんのようなミニマリスト思考に変換させられるよう頑張ってみようと思いました。

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著者プロフィール

1995年生まれ、福岡県出身。2017年に開始した「ミニマリストしぶのブログ」は開設1年で月間100万PVを超える人気ブログに。海外2カ国でも翻訳された著書『手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法』はAmazonベストセラー1位を記録。2018年に「Minimal Arts 株式会社 」代表取締役に就任。ミニマルな機能美を追求するアパレルブランド「less is _ jp」を監修。

「2022年 『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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