トップの教養 ビジネスエリートが使いこなす「武器としての知力」
- KADOKAWA (2020年3月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046047274
作品紹介・あらすじ
「本書は、自分の運命を自分で切り拓きたい人に向けてつくりました。他人の決めたルールに縛られるのではない生き方を知りたい人は、次のページを開いてください。そして本書を読み終えたとき、確信できることでしょう。『教養こそ、最強の武器だ!』と」(「はじめに」より)
ソクラテス、アリストテレスなどの古代ギリシャ哲学、韓非子やマキャベリをはじめとする古典政治学、「天に代わって、世を正す」と決意した織田信長の行動原理まで、トップをめざす人がいま、絶対に知るべき教養とは何か? その教養を身につけたうえ、何を目標に、どう生きればよいのか?
古今東西の歴史に精通し、経済から国際・国内政治に至るまで、社会への飽くなき提言を続ける倉山氏が、弁論部の先輩かつ恩人でもある瀧本哲史さんの遺志を継いで著した、世界で戦うエリートが身につけるべき「武器としての知力」。
【目次】
はじめに 教養こそ、最強の武器だ!
第1章 トップに求められる最初の教養は「決心」
第2章 死生観と帝王学――己の墓碑銘に何を書くか
第3章 韓非子とマキャベリの違いをいえますか?
第4章 このくらい知らないと恥をかく古典政治学
第5章 織田信長、三十四歳の大勝負に学ぶ
第6章 トップに必要な軍隊型組織のつくり方
おわりに 戦い続けた瀧本哲史さんへ
感想・レビュー・書評
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倉山満先生の最新刊。
非常に勉強になりました。
お勧めです。
以下、章立て。
はじめに 教養こそ、最強の武器だ!
第1章 トップに求められる最初の教養は「決心」
第2章 死生観と帝王学―己の墓碑銘に何を書くか
第3章 韓非子とマキャベリの違いをいえますか?
第4章 このくらい知らないと恥をかく古典政治学
第5章 織田信長、三十四歳の大勝負に学ぶ
第6章 トップに必要な軍隊型組織のつくり方
おわりに 戦い続けた瀧本哲史さんへ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
教養とは何たるかを思い知らされた一冊。
何かを成し遂げたくて他の無駄に長い自己啓発本読むくらいなら絶対にこの一冊を読んだほうがいい。批判に耐えうる根拠と共に、考えるきっかけとなる“回答”をたくさんもらえる。
こういう本で最後に出典がちゃんとある+著者から見てその出典に対して一言コメント書いてあるのが超ポイント高い。
文章はかなり読みやすいです。迷ったら即買いです。 -
キーワードは「天下布武」 本書の主張はシンプルで、今の日本の政治は崩壊しているから皆で教養を身に着けて秩序を取り戻そう!というもの。 表題からして昨今蔓延る自己啓発臭がしますが、中身は意外にも為になる内容が結構ありました(むしろタイトルが悪い)。歴史エピソードはどれも面白く、シリーズが売れてる理由がわかった気がします。ただし煽り・自己主張が多々見られるため読み始めは少しイラっとするかも。
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自分の読解力、教養不足もあるが、読みづらかった印象。
戦国時代の例などは面白く楽しめた。
号令、命令、訓令についての話は非常に参考になった。区別して行うよう意識する。 -
どんなトップがいいのか、ダメなのか歴史上の人物などでわかりやすく書いてあり興味深かった。軍隊組織の話は日本では馴染みがないので面白かった。
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トップを目指す人が今、絶対に知るべき教養とは何か? その教養を身につけた上で、どう生きればよいのか? 憲政史・倉山満氏がソクラテスなどの古代ギリシャ哲学、韓非子やマキャベリをはじめとする古典政治学の教えを説く。
はじめに 教養こそ、最強の武器だ!
第1章 トップに求められる最初の教養は「決心」
第2章 死生観と帝王学――己の墓碑銘に何を書くか
第3章 韓非子とマキャベリの違いをいえますか?
第4章 このくらい知らないと恥をかく古典政治学
第5章 織田信長、三十四歳の大勝負に学ぶ
第6章 トップに必要な軍隊型組織のつくり方
おわりに 戦い続けた瀧本哲史さんへ -
一言で表すと「著者の知識自慢」。
4分の1読んだところでウンザリしてやめました。 -
マネジメント層向けの内容です。
著書も言っている通り、少数派向けに書かれた本ですので、万人受けはしません。
しかし、トップに立つ人間に必要な教養とは何かを具体例を通じて学ぶことができ、個人的には参考になる箇所が多かったです。
自分自身が所属している組織のことを考えながら読むと、より楽しく読めます。
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勇気をもって行動すること、決断力の重要性を学べた。
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トップの教養とは何か、どう実践するかというと難しそうな内容だが、例として出される話が面白くスラスラと読めた。
以下個人メモ
マキャベリと韓非子
号令、命令、訓令
有事への切り替え判断、情報の最終評価、決心、戦機を捉える