ミケちゃんとやすらぎさん (KITORA)

  • KADOKAWA
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046051196

作品紹介・あらすじ

ミケちゃんとやすらぎさんのお話を「拾い猫のモチャ」のにごたろが漫画に!心がほっと癒されて、優しい気持ちになれる感動のコミックエッセイ。撮りおろし写真30P超&やすらぎさんコラムも多数収録!

感想・レビュー・書評

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  • 千葉県市川市の鍼灸治療院で暮らすミケちゃんのお話。
    地域猫から、やすらぎさん(鍼灸マッサージ師)に迎え入れられるまでが、漫画やエッセイでつづられている。
    写真もたくさん。

  • 三毛猫のミケちゃんは外猫でした。
    三本の足で頑張って生きてきました。
    ふと訪れた、鍼灸マッサージの治療院。
    オーナーのやすらぎさんとの出会い。
    それは、不思議な縁の物語。
    『警備員さんと猫』の漫画担当の、にごたろ氏の新刊です。
    静かな感じの文と写真に、動的な漫画が加わることで、
    生き生きとした物語に仕上がっています。
    ミケちゃんとやすらぎさんの眼差しが交錯することで、
    それぞれの生活にプラスαが加わった感じが、ステキ。
    ミケちゃんのマイルールも健気で、ステキ。
    読むきっかけは、近所の猫グッズのお店(保護猫活動も)から。
    在住の市に、ほっこりする話が息づいていたのが、嬉しい。

  • 全体的にしんみりとしていて追悼本のような雰囲気。(ミケちゃんバリバリご健在です)

    野良猫を保護するにあたって注意したことや苦労したことがきっともっとあったはずなのにリアルには描かれてないのが残念。
    ページ数の都合もあるだろうけど。エピソードぜんぜん足りないよね…。
    可哀想がってばかりじゃなく元気で楽しい時間をすごしてるミケちゃんも見てみたかったです。

    エサをあげたら他の猫たちを呼んでくるのすごくおもしろいですね。
    猫たちも助け合って生きてるんだ。

  • 鍼灸マッサージ「やすらぎ治療室」のオーナーであるやすらぎさん(通称)と地域猫だったミケちゃんが家族になるまでの話がメインで描かれたエッセイ。

    偶然にも我が家も地域猫だった三毛猫を保護しウチの子にしたことがあるので、昔のことを思い出しながら読み進めていった。

    ひと昔前までは”野良猫=自由気ままに楽しく過ごしている猫”というイメージがとても強かったが、今ではそのイメージとは真逆の”どんなに寒い日も暑い日も懸命に生き抜こうとしている”という、のんびりのほほんとはほど遠い必死な姿を思い浮かべるようにもなってきたように感じる。
    ミケちゃんとやすらぎさんのように外猫時代からの付き合いを経て保護に至るまでには過酷な環境のなか過ごす猫を心配する時がある。大雨が降る日、カンカン照りの日、雪降る日など。本作でもそのシーンが一番強く共感した。

    あと、チラリと登場するモチャの家族にニヤリとした。笑

  • やすらぎさんとミケちゃんの関係性は、お互いを想い労りあっている対等なパートナーのように感じます。
    にごたろさんの漫画でミケちゃんのストーリーがよりグッと迫ってきて、Twitterを日々拝見して事実として知っていることは多いはずなのに、心が揺さぶられ何度も何度も目頭が熱くなりました。
    写真もどれもミケちゃんの魅力が存分に伝わってきて、眺めているだけで頬がゆるんでしまいます。

    最後にミミちゃんとお母さん(ばあちゃん)のお話と写真もあって、ただのTwitterフォロワーなのになぜだかとても嬉しく感じました。

  • 素敵だ。
    ミケちゃんとやすらぎさんの関係が温かくて。
    ミケちゃんの言葉、心にぐっとくる。
    なんて優しくていい子なんだろう。
    やすらぎさんに会えてよかったね。
    護ってくれていたボスにも感謝。
    いつか、ミケちゃんに会いに、その治療院に行ってみたい。

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著者プロフィール

千葉県の行徳にある「やすらぎ診療室」のオーナー。ミケちゃんの飼い主さんとしてTwitterに毎日ミケちゃんの様子をアップしている。Twitterアカウント(@ojm52811)。

「2021年 『ミケちゃんとやすらぎさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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