- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046056405
作品紹介・あらすじ
あなたのイメージする「品のある人」とはどんな人でしょうか。
マナーがあって、食事の仕方や所作が美しい人? それとも、立ち姿や振る舞いなどが完璧な人でしょうか。
もちろんこれらの要素も大変魅力的で素晴らしいと思います。身だしなみや装い、所作や話し方、
食事の仕方などの洗練された作法やマナーが身についていればどんなシーンでも役立ちますよね。
けれど、ビジネスや人間関係において、マナーや礼儀作法といった「振る舞い」以上に重要なのは、
相手に「親しみやすさ」や「安心感」を感じさせてくれることではないでしょうか。
例えば、友人や取引先、はたまた道端で合った方に、次のようなことをしてもらったら、
あなたはどう感じますか?
・目が合った時ににっこりと微笑んでくれる
・「お母様もお元気?」と家族のことにまで気にかけてくれる
・褒められると「○○さんに言っていただけるなんて嬉しい」と言ってくれた
・歯、髪、手先のケアが行き届き清潔感がある
・ちょっとしたことだけど、すぐ相手にお礼のメールをくれる
いかがでしょうか。ちょっと心がほっこりしませんか?
これらの振る舞いは日常の中でよくあるほんの小さな出来事ですが、相手に親しみやすさや
安心感を感じられることこそ、本書でお伝えしたい、「やわらかな品」です。
毎日のちょっとした習慣で、初対面でもあなたの魅力が最大限に伝わるコツをご紹介します。
感想・レビュー・書評
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読んでいて心地良く、幸せとは自分で呼び寄せられるものだと明るい気持ちになれた。「完璧な品の良さ」を目指す話ではなく、「やわらかい品の良さ」を持ち合わせながら、しなやかにたくましく生きていくための話。礼儀は大切。もっと大切なのは「礼節」であり、適度な礼儀で、相手へ敬意を表すことだと思った。
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上品そうに見える振る舞いは、完璧であればあるほど、実は近寄りがたさを増長することもある。筆者はそこに丁寧な気遣いややわらかな親しみやすさを加えることをアドバイスしている。
本書では、仕事や恋愛、友人や家族関係など、あらゆる場面で活かせる「品もあって心地よさも感じられる人」になるためのコツをまとめている。
いわゆる一般的なマナー本とは一線を画すが、自分のふるまいは雑だなーと思っている人には読んで役に立つだろう一冊。 -
2022.8.29
◯考え方
・ネガティブなものに出会ったら、「私だったらこうするな」、冷静かつコミカルに捉える「え、うそでしょう!嘘だと言ってくれー!」「こうきたか!」「なんですって」
・相手の際立つ魅力を見つけ「どうしたらそんなに〜になれるの?」言葉で伝えて相手を元気にできる人に
・お願いするときは「あなただからこそ!」「◯◯が得意だから」「〇〇といえばあなた」と頼み、お礼の時にフィードバック
・幸福になれるネットワークに身を置く「言葉から誠実や礼節を感じる人」「心を元気にしてくれるたくましく前向きな人」
・自分にいいねをする、互いに気遣いる友達、人を和ませる柔らかな表情
・心の財産や徳を増やす「悩みや問題に対処する過程や結果を心の豊かさへ」
◯ビビットきた言葉たち
・「熱いうちにいただきましょう」「召し上がりながら聞いてくださいね」
・「〇〇さんって気分を上げてくれる名人ですね」「〇〇さんにそう言ってもらえて嬉しい」「教えてもらえてラッキー」
・読み終えたあなたの気持ちが少しでも晴れやかで自信を持てる予感を抱いてくださったらこれほど嬉しい事はありません
◯あらゆる人の人生相談は1冊の本に匹敵
・新聞の人生相談のコーナーにて。私だったらこんな風に答えるなぁとイメージしてみる。相談者の気持ちの歌読み取り、まず受け止める→状況を想像して共感