貯まらない生活はもうやめよう モノを手放すだけで増える「お金と幸せの法則」
- KADOKAWA (2022年7月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046057617
作品紹介・あらすじ
お金には「貯め方」「使い方」「増やし方」がある。しかし、それを知らないでなんとなく生活しているといっこうにお金は貯まらない。そして、「もっとほしい」という思考に変わり、お金に支配された生活に陥りがちだ。
著者のミニマリストTakeru氏は、借金340万円・年収138万円というどん底から、ミニマリストになり生活を180度変えたことで思考も変わり、働かないでも生活できる、いわゆる「FIRE」を達成した。お金が貯まったこともよいことだが、それ以上に「幸せの意味」を見いだすことができた。
本書では、大きな挫折と成功の両方を体験したからこそわかった「お金と幸せの法則」を紹介する。ミニマリストになるだけでなぜお金が増えるのか、その答えは本書を読めばきっとわかるだろう。
宝くじで数億円当たった人が不幸になるのはよくなる話だ。お金のリテラシーがなければ、いくらお金を稼いでも幸せになることはできない。反対に、お金のリテラシーさえあれば、多少の稼ぎでも幸せになることはできる。
・いつまでたってもお金が貯められない
・結局、いつも給料をすべて使ってしまう
・年収が低いからお金を増やすのは無理
そんな人はぜひ、この本をきっかけに「お金の意味」を見つめ直してほしい。
お金に縛られていた生活から、人生に幸せを軸にした生き方へ。貯め方・使い方。増やし方さえ知っていれば、誰だって幸せになることができる。
感想・レビュー・書評
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時間と健康がとにかく大切。
このメッセージが切実に心に響くのは、
著者の実感がこもった言葉だから。
若い時に病を患い、
楽しく過ごせる時間を失い、
仕事を失い、
貯金もなくなり、
恋人も去り。
時間は永遠にあるわけではないし、
健康は当たり前ではない。
一日は8万6400秒。
使い切るしかない日々の時間。
どのくらいの時間が残されているのかもわからない。
だからこそ最大限活かすために今を生きる。
真剣に使い切る。
特別な人との時間を大切にするために。
健康や幸せのために。
貴重な時間を過ごすために、
必要でないものを手放す。
著者がミニマリストになった経緯に心打たれた一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本の素晴らしいところは、著者Takeruさんが、自分のためにも周囲のためにも、感謝を忘れず謙虚に実直に、生きることを特に強調されていること。
ミニマルな生活よりも、FIRE生活よりも、この考え方をいちばん重要なこととして述べている所は、とても良いと感じました。
生活のサイズを小さくする、ということよりも、そうすることで得られるお金と時間を使って、自分と周囲の人のために何ができるのかを考えていること、これがこの本の素晴らしいところだと思います。
内容としては、ミニマリスト✖️お金、という観点からどう生きるかを実体験をベースに熱く語ってくれているいる本、という印象でした。
既存のミニマリズム本、お金についてはロバート・キヨサキや厚切りジェイソン、FIRE本、それから時間術系の本など、ここ20-10年くらいの自己啓発本から良くエッセンスを受け取って自分の生き方に応用して成功されたんですね。
同じように、単にFIREしたいとか、余裕のある生活をしたいだけではなくて、本当に自分にとっての豊かな生活とは何かを考えたい人にお勧めします。
章や節毎にワークも示されていますし、他のミニマリストFIRE成功者の体験談も複数掲載されていて、参考になりますよ。
#自己啓発 #ミニマリスト -
具体的な方法で、一歩ずつ作り上げていくという感じ。近道ではないけど、結局こういうことが繋がって自分の財産になるんだなという生き方を教えてもらった感じ。
色んなことを書き出して、実際初めてみたこともえるくらい、初めの一歩は小さい。
本当に小さいけど、0よりは進んでる1。
先に何か見えてくると信じて。
わからないところはもっと他の本でも学ぼうと思った。 -
お金の整え方、マインドを広く初心者にも分かるよう噛み砕いてまとめられている印象。著者の1〜2作目を読み終えている方やYouTubeを普段から視聴している人は、おさらいのようになるのではないかなと感じます。
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お金の貯め方や上手な時間な使い方などが幅広くまとめてある。が、結局何を中心に伝えたかったのか読み終えて考えてみても思い浮かばない。浅く広く書かれた本。
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物を買いたい時労働対価を考える
「働きたくない」✖️「大好きな自分で生きたい」のメリハリ
モノを買うとまた働かないといけない
お金が減ると不安になる -
筆者の考え方を知ることのできるエッセイ本だ。
何かを得ようと思ってこの本を読むと、抽象的なものが多くがっかりする。けれど、エッセイ本として見るなら、そんな考え方もあるんだねと、そこそこ共感できるはず。
お金に関する「貯める」「増やす」「稼ぐ」「使う」を、浅く広く盛り込んだ内容。悪くない。 -
モノが少ない人がフューチャーされ、ミニマリストと言う言葉も当たり前になっている。
なぜだろう?ミニマリストの筆者の経験則から、その魅力が少しは分かるだろう。
減らす
足りない、足りないと言いながらモノ、タスク、仕事、お金、情報をとにかく増やそうとしている人が大半だ。けれど結果、少しでも幸せになれただろうか。
そうなってなければ、考えを逆にしてみよう。
増やすのではなく「減らす」のだ。
減らすことで、逆に本当に自分の好きなものや大切なものがハッキリと見えてくる。
お金
モノが多い、買い物がやめられないという場合は、お金の使い方
金は自分の時間や人生を元手に手に入れたものだ。お金はある意味、自分の分身、一部だと言えよう。
そんな自分の一部を削り取ってまで欲しいモノなのか。
モノを減らすことで単純に支出は減る。
しかしケチケチしすぎても良くない。経験や知識にはお金を使い、自分自身を大きくしていこう。
好きなこと
好きなことしか続けられない。
仕事も趣味も、楽しく面白く
極端なものではなくてよいので、なんとなく続けられるなぁというもの
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お金のために働くのが基本という捉え方ではなくて、豊かな時間を過ごすために、時間捻出のための方法といった感じかな。