年収300万円でもラクラク越えられる「貯蓄1000万円の壁」

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046060716

作品紹介・あらすじ

つみたてNISA、iDeCo、投資信託……。
基本的な運用方法もしっかり解説
第1章 あなたの「お金の現在地」を知る
第2章 お金が貯まる5つのコツ
第3章 貯蓄にまわすお金のつくり方
第4章 稼ぐ力で貯蓄を増やす
第5章 面倒いらず。ほったらかしてお金を増やす
第6章 「貯蓄1000万円の壁」を越えると、素晴らしい世界が待っている

感想・レビュー・書評

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  • 【貯蓄1000万円の壁】
    ファイナンシャルプランナーの飯村久美さんの著書。
    私たち世代はお金にまつわる教育は特にありませんでしたが、今は小学校でも教育の一環として学んでいますよね。
    では、実際にそれらを理解して実践するには何が必要かを解説しているのがこの著書になります。

    お金を増やす方法は
     ①家計に入ってくるお金を増やす
     ②家計から出ていくお金を減らす
     ③家計にあるお金を運用する
    の3つだとしています。

    これは同感です。
    ただ頭では理解出来ても実践するにはどうしたらいいか自分自身では分からない、という方がまずは読む必要があります。

    私が思うのは、
     現実をしっかり把握する。
     課題を洗い出す。
     課題を克服するための方法を考えて行動する。
    と理解しました。
    これは私も金融機関で長年勤めてきているので理解していますが、私の場合は著者の3大原則のうちの③家計にあるお金を運用するための金融リテラシーはあると思っていますが、②家計から出ているお金を減らすことはあまり気にしてきませんでした。

    この3つはどれも大切なことなので、どれか1つ欠けるとうまくいかないことが分かります。

    著者はそれらを中高生でも分かるレベルで読み進めることが出来ます。

    令和元年に金融庁が老後2000万円問題を公表しましたが、それ以降それを解決する方法としてお金を運用しましょうといったメッセージが政府、岸田総理からも声高に叫ばれるようになりましたが、同時に資産運用を行うための施策、iDeCoや新NISAなどが導入、改善されています。その具体的な方法は著書に任せますが(私もiDeCoでの運用を行っています)、いずれにしても何かしらの対応は行う必要があることは間違いないと思います。

    貯蓄1000万円している人、意外に多いと思います。そうでなくても行動をしている人も増えています。

    私は何事も『地道にコツコツ』を信条としていますが、資産運用もそういったスタンスで行うことが大切だと考えています。この著書はその考えを再認識させてもらえるものです。

    貯蓄1000万円という目標に向かってそれが達成、または行動していくと、生きていく上で心に余裕ができると思います。

    と言いながら私は貯蓄ないので困っています

  • 【目的】貯蓄力を高めるにはどうしたらいいか

    【所感】初心者向けの貯蓄本。目新しい情報は一切なし。中級者以上は物足りない。

    ・1世帯あたりの所得の平均値は552万円で中央値は437万円

    ・食費を切り詰めるのは心と体の健康に悪影響を及ぼす

    ・電気料金を見直す場合 契約アンペア数を下げて 基本料金を抑える方がお得

    ・買うと高額なのに 使用頻度が少ないものは全部レンタルで済ませましょう

  • ・貯蓄…現金,株,投資信託,保険,商品券等金融資産
    ・コツ…計画性,夢,我慢/無理しない,手間<時間,貯まらない人の特徴を知る
    ・貯まらない人…ズボラタイプ, 浪費タイプ, 支出限定タイプ

  • 投資の初心者にオススメ。貯蓄1000万円貯める意義を語っているが、ありきたりであまり意味はなかった。もう少しストーリー性があると良い、データは沢山記載されている

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著者プロフィール

飯村久美:ファイナンシャルプランナー(FP)。1972年生まれ。学習院大学法学部を卒業後、金融機関在職中の1998年にFPの資格を取得する。退職後、自らの経験から、ファイナンシャルプランは「生活を守る手段」であるとともに、「やりたいことや夢を叶えるために必要なツール」と痛感。「個人の夢を応援し、家計を日本から元気に」という想いで、2006年にFP事務所を開業。手がけた家計相談は1,000世帯を超える。わかりやすく親しみやすい話しぶりから、テレビやラジオ出演、セミナー講師として幅広く活躍中。

「2022年 『年収300万円でもラクラク越えられる「貯蓄1000万円の壁」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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