モヤモヤがガソリンになる ひとりリセット旅のススメ

  • KADOKAWA (2023年9月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784046064783

作品紹介・あらすじ

<h4><b>“しんどいときはバイクぶっぱなして旅へGO!”</b></h4>
<b>YouTubeチャンネル登録30万人超(2023年8月時点)
身長145cmながら約200kgの中型バイクを乗りこなす、
女性ライダー「こつぶ」の放浪ダイアリーが初解禁!
日本全国の絶景スポット、初出しの秘蔵写真をたっぷりと収録。
ちょっぴり自分を好きになれる、読んで旅するエピソード集です。</b>

<著者こつぶ氏コメント>
<h4><b>日本一周バイク旅の絶景・食・写真・仰天エピソードや原体験……etc.
YouTube非公開のものもぎゅっと詰め込んだエッセイが出来ました!
9月28日発売です! 素敵な本が完成したので旅のお供にしてください!</b></h4>

<収録予定>
第1章 人生の操縦士は私
第2章  予定は未定、しばしば変更あり
第3章  ハプニングも旅を楽しむエッセンス
第4章  何度でもリピートしたい日本の絶景
第5章  人間どこでも生きていける
……and more !!!

感想・レビュー・書評

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  • 私はバイクに乗らないので、車中泊で日本一周したいなーとは常々思ってはいるが、思っているだけで40代に突入してしまい、この年になると体力に自信がなくなってきて、結局私は思っているだけで、この先も動かないのだろうなと思っている。

    しかし、このまま人生を終わらせるのはダメだ!と掻き立てられるような内容でした。
    日本一周はハードル高いから、まずは身近な所からでもいいのかなと、背中を押してもらえる1冊でした!

    こつぶちゃんのYouTube見てみよーっと!

    • きたえなおしさん
      40代ならまだまだやりたいことできますよ!
      40代ならまだまだやりたいことできますよ!
      2024/10/26
  • こつぶさんのYou Tubeは昔ちょっと見たような…ぐらいな感じだが、かっこいいスポーツバイクの傍らにかわいらしい女性が立っている表紙に惹かれて読んでみた。

    彼女がバイクに乗ることになったきっかけや、旅先での話など読んでいて面白い。

    バイク乗りたい欲はあるけど、結局お金や乗る頻度、リスクなどを言い訳に乗っていない人生。
    いつか乗る日が来るのだろうか

  • ブックカフェで斜め読み。
    会社員やってるけど、長距離旅してみたいなと思えた。
    北海道ツーリングはいつかやりたい!

  • 1485

    こつぶ
    YouTubeのCH登録30万人(2023年8月時点)、女性バイクYouTuberでトップクラスの人気を誇る。約1年半をかけて、愛車CBR250RRで約5万kmの日本一周を達成。全国のツーリングスポットや、 日本の絶景道、キャンプ地を紹介する。

    モヤモヤがガソリンになる ひとりリセット旅のススメ
    by こつぶ
     私にとって、最初の長期ツーリングは1週間かけて行った九州一周でした。この経験は、運転への自信を深める大きなキッカケにもなりました。実はこの旅、最初から九州一周と決まっていたわけではありません。最初は、夏休みだしバイクで1週間くらいかけて旅行へ出かけようという話から始まりました。ところが計画を立てていくなかで、せっかくなら帰省をかねてみんなの実家に寄るのはどう?ということに。そのときにみんなの実家が九州各地に散らばっていることが発覚して、「 これ、九州一周できるじゃん!」と、まさにノリで決まったのでした。  学生なのでできるだけ節約したいということで、宿泊先に選んだのがライダーハウス(バイクや自転車などの二輪で旅をする旅行者を主な対象とした、比較的簡易な宿泊施設)やゲストハウス(個室以外に二段ベッドなどが設置された相部屋があり、お風呂やトイレが共用の宿泊施設)。このときの経験が、その後のひとり旅の宿選びでも、とても役に立ちました。

     そういう場所では毎夜、みんなでお酒を飲みながら旅の話をするのが当たり前でした。各地を巡りながら日本一周をしているというライダーさんの話を聞いていると、「 こんなふうに人生を生きられるんだな」と、ここでも大きな衝撃を受けました。  2週間の旅を終え、すっかりその魅力にとりつかれてしまった私。ソロツーリングにも自信をもて、いつか私も全国を旅してみたいと思うようになりました。

     初めての北海道ひとり旅で出会ったライダーさんに影響を受けて、日本一周にあこがれるようになりましたが、大学卒業後は普通に就職するつもりでした。ゴールデンウイークやお盆休みを利用して旅を続け、最終的に 47 都道府県を制覇できればいいと考えていました。

    みんなの言う〝普通〟を実行したら、あっという間に年をとってしまう──。そう思ったら「 私に残された自由な時間は限られている。ここで働いている場合じゃない!」と焦ってしまいました。先輩たちと同じように過ごすことは余命宣告に等しいと受け取ってしまったのです。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、そのくらい未来への希望を口にする人がいませんでした。  それなら自分がやりたいことを、残された4~5年のうちにやってしまおうと思いました。そう考えたときに、私が心の底からやりたいと思えたのは、大学最後の夏休みに北海道旅で耳にした日本一周旅でした。「 もしあと半年しか生きられないとなったら、あなたは何がしたいですか」と聞かれたら、日本一周と即答する自信があった私は、まずはそれを実行することにしました。

    それに、最初の社会人生活はとても短いものでしたが、そこでの出会いは決してネガティブなものばかりではありませんでした。確かに文句や愚痴はあったかもしれませんが、それが結果として私の背中を押してくれたところもあるからです。事務員として働いていた女性の先輩に、「結婚したら自分の人生は終わりで、そこから先は誰かに捧げるための人生になっちゃうのよ」と言われたことがありましたが、その先輩は「 だから今のうちに自分のための人生を生きなさい」とも言ってくれました。  また、「子育てが終わってやっと自由に生きられると思ったら、体調を崩してしまった人もいる。いつまでも健康でいられるとは限らないから、若いときにやっておくべき」と言われたことで、将来の私に託すことはやめようとも思えました。  だから、リスタートを切ったことを後悔はしていません。実際に旅に出てみて、これまでの〝普通〟の考え方や、結婚や出産が自分の自由を奪う絶望の始まりだといった私の考えは、とても視野の狭いもので、世の中には自由のない人や、好きなことややりたいことが仕事にならない人ばかりではないことを、身をもって知りました。

    また、 全国にある絶景ポイントを調べて、ビビッときた場所にはGoogleマップ上にすべてピンを打っていきました。行ってみたい場所があまりにも多すぎて、マップ上のピンは地図が見えなくなるまで増えましたが、旅に出たら、近いところから順番にまわっていこうと決めました。

     でも、私が出会った子は、純粋に自分が楽しい旅を続けたいと強く願い、目標があるからやっているんだと道筋をきちんと立てていました。初めてそんな子を間近で見たことで、単純にエンタメとして見るのと、目標に向かって頑張っている人の記録として見るのとでは、世界観がまったく違うことに気づきました。「そういう見方、考え方もあるんだ」と思い、 私もできることは全部やってみよう と思えたのです。

     もちろん日焼け対策もマスト。バイクに乗っている間は必ず長袖を着ていますし、グローブをつけるのでよいのですが、盲点なのがバイクに乗っていないとき。観光など半袖で行動するときは、普段みなさんがしているのと同じように、日焼け止めを塗るようにしています。また、バイクに乗るときはまったくメイクをしないのではないかと思われる方もいますが、私は毎日しっかりとメイクをしていたので、それが日焼け対策にもなっていました。おかげで顔は全然焼けなかったですよ!

     バイクに興味があったり、バイクで旅をしてみたいと思っていたりしても、なかなか一歩を踏み出せない方もいるかもしれません。それは、私が旅を始めたときもそうだったのですが、特に女性向けの情報が少ないことも理由のひとつではないかと思います。  でも、あまり慎重になりすぎてしまうと、いつまでも一歩が踏み出せないと思います。そこでまずは、普通の旅行だと考えてみましょう。多くの人が観光で行くところへ行って、ビジネスホテルに泊まればOK。ただ、移動手段をバイクに変えるだけでよいのです。旅行の期間も1泊や2泊から始めれば、きっとそんなにハードルの高いものではないと感じられるのではないでしょうか。もっといえば、自宅から一番近いツーリングスポットへ、日帰りツーリングをするのもきっと楽しいはずです。学生時代の私がそうだったように、ひとり旅が不安なら、最初はお友達と一緒に出かけると安心だと思います。

    狙い目は、サイクリストが多く集まる場所。観光スポットを巡る手段としてサイクリングを推しているところだと、そもそも二輪が走りやすいように道が整備されています。またサイクリングが手軽にできるのは、山間部よりも海沿いのような自転車でも走りやすい場所なので、景観もいいと思います。そういった場所は、サイクリスト向けのきれいなゲストハウスなども重視されているイメージです。代表的なところでは、滋賀県の琵琶湖周辺や広島と愛媛を結ぶしまなみ海道などが挙げられます。

     個人的には、道路の脇に「自転車専用道路」が多いところは女性でも旅がしやすく、宿泊環境も安心な印象があります。  バイク旅やひとり旅に慣れてきたら、ライダーハウスやキャンプ泊にもトライしてみるとよいと思います。ライダーが多く集まる場所は、情報の宝庫。経験豊富な先輩ライダーさんから、ガイドブックには載っていないような スポットや、宿泊先の情報、バイク旅の極意などを教えてもらえる貴重な機会となります。

    資金節約も兼ねてキャンプ泊をすることも多いのですが、外でテントを張って一夜を過ごすというときは、ドキッとすることもあります。それが野生動物の出現です。  外は真っ暗ですし、テントを開けて外を見ていないので実際にその姿を目撃することはなかったのですが、物音からきっとテントのまわりにいたのだろうな、ということは何度か経験しました。もちろん攻撃してくるような動物ではなく、きっとキツネやタヌキの類いだったとは思うのですが、夜に出てくるのは怖いものです。

     長年暮らしていたからそう思うのかもしれませんが、やっぱり九州は別格だと思います。特に沖縄へ行くと、「ゆんたく」という文化があります。ゆんたくとは、沖縄の言葉でおしゃべりや団らんを意味していて、みんなで集まっておしゃべりをすることを指します。居酒屋へ行かなくても、そのへんに机を広げて、おじいちゃんやおばあちゃん、若者たちが酒宴をひらいています。気がつくと「こんな人いたっけ?」というような人が話に加わっていることもあります。

     バイク旅をするので、私も翌日にお酒が残らないように、できるだけセーブしようと努力はしているのですが、旅先で出会った人たちや友人と一緒だと、どうしても楽しくなってお酒が進んでしまいます。  酒の席が情報交換の場だったりもします。知らなかった旅先の情報を教えてもらうこともありますし、意気投合することで行動をともにすることも。

     治安のよい日本とはいえ、ゲストハウスやライダーハウスのように、ほかの宿泊者も一緒の部屋で過ごすような場所では、油断は禁物です。私は、旅に出る以前にも不注意で財布をなくしたことが何回もあるのですが、無事に警察署に届いていたり、優しい人に拾われたりして、なんだかんだ事なきを得てきました。思えば「世の中なんとかなるな」と慢心していたところがあったと思います。でも、 世の中には悪い人もいるし、うまくいかないこともある ということを旅で学ぶことができました。

    定番ですが、滋賀県の琵琶湖一周もオススメです。 琵琶湖を一周することを「ビワイチ」 といいます。最初は、その言葉だけをよく耳にしていて、なんのことだろうと思っていたら、もともとはサイクリストが使っていた言葉だそうです。

     大山の登山口まで徒歩 10 分の位置にあるゲストハウス 寿 庵 は、オーナーが女性の方です。 40 代くらいまで、ひとりで世界の山を登りながら旅をされていたそうなのですが、 10 年ほど前に大山の地にたどり着き、ゲストハウスを開業されました。  オーナーさんはとにかく山が大好き。宿泊客がチェックインするまでは、時間があると大山の頂上まで登り、コーヒーを入れて一息ついたら下りてきて、ゲストハウスの仕事を始めることもあるそうです。  バイクには乗られていないのですが、バイク乗りも泊まりに来ることが多いようで、今は自分が開いた宿で、とにかくいろんな旅人の話を聞いて交流するのが好きなのだそうです。だからなのか、すごく迎え入れられている雰囲気があって、こういう暮らしもいいなと感じながら、大山エリアを楽しむことができました。

    石川県の能登半島に 千里浜 という砂浜があります。  そこには 日本で唯一、砂浜を公式に車両で通行できる、全長8キロほどの「千里浜なぎさドライブウェイ」 があります。砂が海水を吸って硬く締まっているので、タイヤが砂にとられることがありません。路面としてはまったく問題なく波打ち際を走ることができ、とても貴重な経験ができます。

    ツーリングスポットとしては定番の富士山周辺ですが、富士山を初めて見たときには胸がいっぱいになりました。九州にいると、独立峰であんなに高い山はありません。誰もが「日本一の山」だと言うのですが、実際にはどんなもんなんだ?と思っていたところ、あまりにもきれいすぎて、本当に日本一の山なんだなと、ちゃんと感動しました。

    究極の絶景は山を登った先にある  長野県もすごく好きな場所です。長野に行ってから、私は登山を始めました。  それまではまったく興味がなく、むしろギリギリまで乗り物で行こうとするタイプでした。もっといえば、目的地は歩かなくていいところを選んでいました。  けれども旅の途中で、同じく日本全国を旅していて、登山道具をバイクに積んで、バイクで旅をしながら登山もしているという女の子と友達になりました。とてもアクティブな子なのですが、とにかく長野県の山が大好きで、麓でキャンプをして、翌日に山へ登るという話を聞き、彼女の撮った写真を見ているうちに、私もだんだん興味がわいてきたのです。

    そこからは長野県以外でも、旅のなかに登山を組み込むようになりました。日本一周を中断する前までは「登山なんて……」と思いながら旅をしていたのに、友達と出会って影響を受け、「私も山に登ってみよう」と思った後にYouTubeを始めたので、日本一周を再開した後は、難易度の高すぎない百名山などを選んで登ったり、ツーリングスポットの選択肢に山も入るようになったりしました。   登山の魅力は、私のそもそもの旅の目的である絶景のレベルが高いこと。バイクで見られる景色、あるいはバイクで行ける標高には限界があります。その先を歩いて進むことで絶対に、バイクに乗っているだけでは見られないレベルの景色があるということに気づいたら、もう「登らなきゃ!」という気持ちになっていました。

    大学進学以降の拠点は福岡県でしたが、実は鹿児島県生まれの私。ここはやっぱり地元・鹿児島県もぜひオススメしたい場所のひとつです。

     そういう意味では、最初の1歩は台湾一周でしょうか。 ライダーとしては、「端」を目指したくなるのと同様に、○○一周ってわかりやすくて魅力的 なんです。  実際に、日本一周が終わったライダーさんやサイクリストさんで、次に台湾へ行く人はとても多いです。まずは台湾一周。そしてその次に○○大陸縦断とか○○大陸横断の旅にステップアップしていく人が多くて、やっぱり台湾は行きやすいのでしょうか。ちなみに、日本人が日本一周をするように、台湾でも台湾一周をする旅人さんがたくさんいるそうです。いずれにせよ、自分がどこまで行けるのか、というのを試せる場所としては、台湾一周はちょうどいいのかなと思っています。

    実際に石垣島まで行くと、結構台湾で流行っている乗り物や食べ物も多くて、文化が台湾系になっているところもありました。しかも、台湾初の電動バイクがすごく普及していて、現地でレンタルしたバイクもそうでした。島内にガソリンスタンドのような感じで、交換用の電池ステーションが点在していました。そういうのも面白いなと思って、台湾に行ってみたいという思いが強くなりましたね。

    旅先で、ふとその国を身近に感じることも、旅欲がわくきっかけになります。  北海道へ行ったときは、北方領土問題に関連するものを各地で目にしましたし、現実的な部分も目にします。北方領土が近い知床や根室へ行ったときには、「 国後島がこんなに目の前にあるのに、行けないんだ」と実感し、行ってみたいと思いました。

     私が海外旅で最終目標に掲げているのが、インドです。  なぜなら、 インドの周辺は、とても標高の高い山がある山岳地帯だから。登山を楽しみ始めた私にとってはとても魅力的に映ります。さすがに登山にチャレンジすることはできないかもしれませんが、旅を通して、下からでもいいので、標高の高い名峰を眺めたいな、と思っています。  インド熱が高まったのも、理由があります。私が登山をするようになったときに、山のことをいろいろと教えてくれた旅人のお友達のお友達で、かなりアクティブな子がいます。彼女が、普段は日本で仕事をしていて、1カ月の夏休みをとってインド最北部地方のラダックに行き、現地で、インドのメーカーのバイクをレンタルして、標高5000メートル地帯をバイクで走りながら、ひとりで旅をしていました。その子の投稿をリアルタイムで見ていたのですが、もう日本とはレベルのまったく違う場所をバイクで疾走しているのを見て、行きたい!と思いました。

  • 小さな女性がバイクに乗り…人間その気になったら何でもできる。1歩踏み出す勇気を教えてもらいました

  • よく視聴しているYouTuberさんなので、お礼の意味も込めて購入。

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