知ってはいけない都市伝説 (角川つばさ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 36
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046313294

作品紹介・あらすじ

「小さいおじさんを見た」「エレベーターから異世界に行く方法があるらしい」ネットやクチコミで広がるあやしい噂、目撃談。それはいつしか都市伝説となる。…嘘か真実か…伝説の正体を知ってみたいと思わないか…?

感想・レビュー・書評

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  • 一番怖かったのは一人隠れんぼです。理由は・・怪奇現象がおこるからです。

  • 今もどこかで新たに生まれ語り継がれる都市伝説。嘘か誠かもわからず、伝聞されるそれはある種の娯楽として現在に根付いているのかもしれない。だが、軽い気持ちで関われば、もしかすると恐ろしい目に合うかもしれない。 *** 「小さいおじさん」や「ひとりかくれんぼ」、「エレベーターを使って異世界へ行く方法」など有名な都市伝説からオカルト板などでその当時盛んに語られていたものを題材にしている。世の中で語られている都市伝説やオカルト的な噂話をベースに独自の話を追加しているようである。小さいおじさんの話も見たら幸せになれる妖精のような存在と現代では囁かれているが、この本のなかでは人間に危害を加えるやや恐ろしめの存在になっていた。詳細を話せば、主人公達が我欲のためにおじさんを利用したのが直接的な原因なので、自業自得ではある。ひとりかくれんぼを題材にした話が一番怖かった。動画投稿サイトで閲覧数を稼ぎたいあまり、ひとりかくれんぼを実行した女子中学生。そんな彼女がぬいぐるみに憑いた幽霊にじわじわ追い詰められ、最後は自分が取り憑かれるという、内容としてはベタではあるが、徐々に起こる怪奇現象にドキドキワクワク。ひとりかくれんぼ系はやはり、こうでなくては!と一人頷いた。

  • 「小さなおじさん」「い世界」「アラサーくん」「ひとりかくれんぼ」どれもこわかったです。

  • 「小さいおじさん」、「ひとりかくれんぼ」、「アンサーくん」、「異世界に行く方法」の都市伝説4編。

    表紙の「合わせ鏡」は目次の前の“都市伝説”という言葉の紹介のページに少し載っている。

    インターネット発祥の都市殿伝説は好きじゃなかったのだけれど、これだけネットの都市伝説を題材にした本が出て来ると、口裂け女や人面犬が口コミで広がっていたのが、今はコミュニケーションツールがインターネットになっただけと考えれば時代が移り変わっただけで、本質は同じなのかなと最近思えるようになってきた。

    「ひとりかくれんぼ」「と異世界に行く方法」は怖いので絶対にやりたくない。
    それぞれの結末はアレンジされていて、「異世界に行く方法」だけは救いがある。

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著者プロフィール

テレビ脚本・ライター。主な著作に「ほんとにあった怖い話」シリーズ(朝日新聞出版)、「知ってはいけない都市伝説」(つばさ文庫)などがある。脚本を担当したドラマに「彼岸島」(連ドラ2ndシーズン 全話担当) 2016年放送予定、 「変身」(神木隆之介、二階堂ふみ) 、NHK Eテレ「東京特許許可局」(出演:八嶋智人) 、WOWOW 「いけない!ルナ先生」などがある。児童向きとしては、「サザエさん」や「天才!てれびくん」シリーズなどの実績がある。

「2023年 『恐怖コレクター 巻ノ二十一 怪しい協力者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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