- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046313454
作品紹介・あらすじ
なのの家・東雲研究所に、宿題をしにきたゆっこたち3人組。ところが、ゆっこが「みんなでどっかへ行こうよ!」と言いだしたせいで、はかせに遠い宇宙へ飛ばされてしまった!そこは妖星バラス。口に出したことがすべて現実になる、夢のような星。大喜びで遊びまくる3人だけど、そのころ時定市にはおそるべき危機が迫っていて!?人気コミックを小説化。あらゐけいいちの描き下ろし絵50点で読む『日常』の世界!!小学中級から。
感想・レビュー・書評
-
夏らしさは感じられなかった。妖星バラスの仕組み(元ネタは、妖星バラス。欲しいものを言葉にすると具現化する。あまり捻られてないダジャレに弱い。)、みおが焼きそばパンを具現化しようとしたら焼き鯖パンが出てきた展開、宗匠頭巾から針金が5本ほど突き出して先端には星型の飾りがついた占い師のシュールさ、数珠繋ぎのように時定市の住人たちを地球からバラスに移動させて駄洒落の言い合いが起きたことが印象的。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021.3.30市立図書館(ぼーず)
ぼーず(中2)の紹介で最近わがやでハマってるあらゐけいいちのマンガ「日常」のキャラたちが活躍するストーリー。図書館にはコミックの蔵書はなさそうで残念だったけど、子ども向きノベライズがみつかったので借りてみた。
SFアドベンチャーで、なかなかおもしろかった。ほどほどにばかばかしく、ほどほどに切実で、オチもちゃんとあって。ところどころで原作のさまざまなエピソードが匂わされていて、描き下ろしの挿絵が50点も入っているけど、なんなら漫画化されても違和感ないぐらい(逆に、漫画をよく知らずにこれをいきなり読むのはちょっとしんどいかもしれない)。 -
女子高校生たちがしゅくだいのことなど、いろいろ、みんなたいへん。夏休みの間、友達とごろごろしたり、しゅくだいやうらないをしたりすることに…。このあともっと楽しいことがおきるかもしれません。読んでみてください。
-
あらゐけいいち氏のコミック「日常」のノベライズ版なので、普通の児童小説と同じように読むと「ちょっとこの表現は…」となる箇所があり、その辺りは差し引いて読む必要があるかも。逆に、コミックとして、あるいはアニメだと思って読むと、ダジャレで妖星バラスを破壊するくだりとか、最後のどんでん返しがものすごく楽しい。
-
SFちっく日常
-
おすすめというより、話題枠。コミック(+アニメ)のノベライズ。(i44)