四つ子ぐらし(4) 再会の遊園地 (角川つばさ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 443
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046319067

作品紹介・あらすじ

宮美 三風(みやび みふ)です。
今日はみんなで遊園地にあそびにきてるの! 
だけどわたし、乗り物酔いでヘロヘロになっちゃって、今は1人で休憩してるんだ~。
そんなとき――。

「にとちゃん!」

小さな男の子が、私に話しかけてきたの。
どうやら私のこと、自分の"お姉さん"と見まちがえてるみたいなんだけど……ん? 
にと…ってことはまさか、この男の子、に、に、二鳥ちゃんの弟~~!?
 
しかもその子の口から、思いもしない言葉がとびだして!? 


楽しい休日に波乱の予感! 
教えて二鳥ちゃん、過去に一体何があったの!?

感想・レビュー・書評

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  • いつも明るいにとりちゃんに、こんな事が、あったなんて意外だなと、思った。それでも、のりこえてこえられたのは、すごいと、おもう。

  • 娘に薦められて読んでみたシリーズ④

    四つ子の「個人の事情」が一冊につき一人分ずつ明かされてきたうちの、最後の一人の謎が明かされる。

    姉妹のうちで一番へヴィな内容に、児童書にも関わらず涙腺が刺激されてしまった。

    ※溢しはしなかったけど。

    ※本人目線で読むなら末っ子ちゃんのエピソードの方がもちろん重いのだろうけど…親目線で読むと…ね…。

    ティーンズ向け本ならではの恋心描写は、40のおっさんが読むには少々煩わしかったものの、トータルすれば十分に面白い物語。

    年明けに刊行予定だそうであるの続巻も、ぜひ読まねば♪

    ★4つ、7ポイント半。
    2019.11.06.新.娘本棚。

    ※続巻が出る頃まで「この本面白いからパパにも薦めよう」の時期が続いてくれてることを願う(苦笑)。

  • 佐倉おりこ先生の表紙に惹かれて買い始めましたが、今では話の続きが気になって購入。ひのひまりさんの「四つ子ぐらし」の第4巻。別々の境遇で育った四つ子が共同生活を送るお話。本巻では、ついに二鳥の過去話です。前巻で登場した大河内姉弟と湊くんと一緒に遊園地に行きますが、その遊園地で…。いつもおちゃらけてる二鳥ですが、本当は心の闇がものすごく深かったんですね。これ対象年齢的に大丈夫か?次は上下巻に分かれる長編のようです。久しぶりにお母さんの登場かな。

  • 喋り方って大事だよね
    地の文で誰が喋っているのかがわかるように書いてはあるのだけど
    やっばり口調を
    カギカッコの文章を読む時って
    誰が喋っているのかって大切なんだよね
    口調が変わると
    一瞬、誰が喋っているのかわからなくなるのが面白いです
    小説だからこそ
    わからない雰囲気にするのが
    一瞬だからこその、
    そのセリフが持つ力がはまりますね。
    たまに
    こういうセリフが入ってくるのかな
    今後もね

  • あの元気なニ鳥ちゃんが親に勘違いされて捨てられちゃって可哀想だなと思った!

    親がまともな人だと思ってたけど、理不尽だった→昔は「ニ鳥ちゃんのことを守る」って言ってくれたのに、ちゃんとワケを説明したニ鳥ちゃんを無視して、おばあちゃんやおじいちゃんたちが反対していることに賛成してひどい!

  • にとちゃんの過去がショックだった。にとちゃんに弟がいたなんて

  • 二鳥ちゃん回。

    にとちゃんの養父母さんたちに思うところはある…けど。四つ子たちが絆を深めていく様子が丁寧に描かれていて面白い。

    大人がもうちょっと仕事してほしいなあ…

  • いつも元気な二鳥ちゃんですが、今回の4巻では衝撃の事実が知りました。
    私もびっくりしました‼️
    話は違うことになります。
    三風は大好きな湊君に一緒になりたいからって、苦手なアトラクションに乗ることになります。
    私は大好きな男の子がいても苦手なものはやめときます。
    それは少しやめたほうがいいんだなぁと思います。

  • 二鳥やばってなった
    結構感情移入してしまうほうだけど
    最後に許せた二鳥が凄くかっこいいと心の底から思った

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著者プロフィール

第6回角川つばさ文庫小説賞一般部門にて特別賞を受賞。本作でデビュー。インドア派の奈良県民。スーパーボールを投げて猫と遊ぶのが日課です。好きな色は緑。好きな食べ物は、お肉料理とカスタードプリン。

「2021年 『四つ子ぐらし(10) 四つ子記者と七ふしぎのナゾ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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