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- Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046802408
作品紹介・あらすじ
白いオオカミとの約束を守るため、動けるようになったオオカミは花の咲く緑の丘を目指す。過去と向き合い自分の足で「今」を歩き続きけるオオカミは、約束の地にたどり着くことができるのか!?
感想・レビュー・書評
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下巻読了。心に灯を灯すものはなんだろう、と凄く考えた。オオカミにとって、白いオオカミとの約束が最終目的だったろうか、それは誰の夢だっただろうか、自分の夢は?誰かの夢を叶える話はよくある、が、自分の夢さえ抱いた事の無い例え様のない「無知さ」を思い知らされた。
白いオオカミを助けたい、自分がそこに在る事さえ考えた事の無かった社会に歯向かっても助けたい、助からない物を助けたい、オオカミに衝動を抱かせたのは傷ついて死を前にした白いオオカミだったからだろうか、白いオオカミに出会った事そのものだろうか。
「衝動」に出会うこと、固い種のような心が「在る」と気付くほどに揺さぶられること。オオカミと白いオオカミが触れあった時間の長さと、生と死の価値は比べようもない。
『鬼滅の刃』の23巻
「幸せは長さではない 見て欲しい 私のこの幸せの深さを」
(無一郎のコマ)
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