貴族から庶民になったので、婚約を解消されました!(2) (フロース コミック)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046804266

作品紹介・あらすじ

貴族の娘として育てられたアンナは
13歳の誕生日に突如目の前に現れた妖精から
本当は庶民の子どもであることを告げられる。

家族に言い出せないまま1年がたった頃
ついに真実が明らかとなり
兄・ヘンリーがアンナに非情の宣告をする――。
本当の家族の元に送られたアンナが見たものは…?

戦慄の転落劇が話題沸騰、
もう1人の取り替え子・アネットの物語も収録!

大人気WEB小説のコミカライズ、待望の第2巻です!

感想・レビュー・書評

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  • 本当の家族の元に返されたアンナとアネット。二人とその家族を見ていて思ったのは「育てる=愛情」ではないという事。セネットの両親はアンナを育てながらもアネットを見た瞬間に、アンナに見向きもしないで置き去りにしてそのまま捨てたし、娘は今まで存在していなかった扱い。ベラはアンナを見た瞬間、目を逸らした。でもベラにしてみれば、今まで夫に浮気を疑われて、経済的にも苦しい想いをしてきたし、実の娘とはいえ貴族なんて裕福な暮らしをして煌びやかな身なりをした娘が来たら、受け入れ難いと思う。身分や財力のある人達なら、貧しい生活をしていた実の家族が戻ってきたとなれば「苦労してきたのね、もう大丈夫よ」と思えるだろうし、その分、可愛がって愛情を注げるだろうけど、自分達が暮らすだけで精一杯の人達なら、裕福な生活をしてきた子供なんてどう扱えばわからないと思う。でもベラはアンナを気にかけて、ちゃんと娘として扱おうとしている。ヘンリーは、一年前に話してくれたらとか嘆いているけど、アネットを見た瞬間にアンナを置き去りにして、罵声を浴びせた。話していても同じだったと思う。これからのアンナとアネットは?

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著者プロフィール

少年エースにて『NHKにようこそ!』『GOTH』など、小説を原作としたコミカライズ作品を手掛けてきた。ヤングガンガンやヤングジャンプなど、活動の幅は広く、本作『NOEL』は久々のオリジナル作品となる。

「2017年 『NOEL 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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