- Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046804761
作品紹介・あらすじ
街を牛耳る最恐ヤンキー・黒川森生(18)と盲学校高等部に通う「弱視」の赤座ユキコ(16)。 出会ってしまった運命のふたり――!!
感想・レビュー・書評
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#3392ー216
#3411ー28ー234詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
#ヤンキー君と白杖ガール
#ヤンガル
ドラマ化おめでとう
分量的には後ろ半分て感じなんだけど、ほぼ1冊青野君のターンという感じ
障害があるということは、(健常の自分と比べて)「足りない」「欠けてる」ってことじゃない。
それは自分の勝手な思い込みと奢りで
その人にとっては『これで完全体として生まれてきた』もの
貴方も完全体、私も完全体。
やっぱり尊い
いやドラマタイトルが「恋です」になってるんだけど、違うよね。周囲の目を向けさせるにはそのフレーズはあまりにも強烈で簡単なんだけど、そこ(だけ)じゃない。
人として大事なこと
ドラマ、大事に作って欲しいなぁ -
黒川ノ元カノガアラワレタ
ユキコハ嫉妬シタ
ぷぷぷ、可愛すぎます。
今回は青野くんと色彩についての話。
生まれつきの視覚障害者の彼が
どうやって「色」を獲得したのか。
しっかり教わりました。
その気持ちもね。
一方、ハチ子は
なかなかアニキ卒業できんなぁ(笑) -
ドラマ化でもっとこの作品が知られますように!
杉咲花ちゃん主演は贅沢な配役でうれしい。でもダブル主演でなくユキコちゃんが主演となるの?そして脚本家は?
黒川くん役、実写映画やドラマなら菅田将暉くんで考えていたけれど、もっと若手なんだろうなー。
(そしてもっというなら、連ドラならNHKがよかったんですけど……) -
森生くんがいなくなることを想像して怖くなるユキコさん。
〝私 いつの間にーーあの人にこんなに恋してたんだろう〟と、涙を流しながら想う彼女の見開きのモノローグにこっちが泣く…。
あんなにまっすぐに自分の恋心を見つめる人、その切なさを久々に見た気がしてがつんと頭を殴られるようなシーン(良い意味で)だった…。
あとこの巻は青野くんの「色」のエピソードがとても良かった。
見える人のコミュニケーションを覚えて使う青野くんの背後にあった葛藤に気付ける森生くん。
青野くんが言う通り、本人が至って平気そうにしてても、その葛藤を乗り越えてきたことを「こっちが全然知らねーのは違う」よね…。
森生くんの、相手の痛みに寄り添って想像できる力ってとても高度で、そしてとても優しいコミュニケーション能力だと思う。ここも泣きそうになってしまった。
私たちは自分が持ってるものを持ってない人を「可哀想だ」と思いがちだけど、青野くんの言う通り、最初から持ってなくて、自分の世界にないものならそれはただの「違い」でしかない。
ただの「違い」を可哀想だと思うのは違うよね。
青野くんが「色」について考えてたどり着いた結論のように、この世に同じものなんて何一つないんだもの。 -
この巻の感動フレーズ
俺たち全員地球に間借りしてるだけなんだから
(黒川)