明治従属タングステン 上 (フルールコミックス)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046805928

作品紹介・あらすじ

――明治末期。日露戦争後の日本は、電力需要が増加していた。
ヨーロッパで学んだ技師の佐伯亮二は、地方の水力発電所の計画技師として参画し、忙しい毎日を送っていた。
若く美しい技術者というだけでも目立つ存在だった佐伯だが、常に傍らに置いている異国の大男・エドワードの存在が、一層人々の耳目を集めていた。
エドワードとの出会いは2年前。“言葉も話せぬ阿呆の人夫”として働いているエドを見つけ、世話してやったのが始まりだった。
エドは従順な僕として佐伯を敬愛するように。そして、佐伯の胸の内に、ある男がいるのを察しながら、ついには肉体関係を結んでしまい――。

感想・レビュー・書評

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  • ちょっとほの暗めのストーリー
    亮二の心の虚が解消されますように、下巻に期待

  • さくさくすーっと読めます。
    登場人物はほぼ固定されてるので読みやすいかと。中原のオジサマがなんとなく好きです(笑)
    攻めも受けもトラウマ持ちのようですね。病んではいません。

  • 発売を楽しみに待っていた本です。
    まずはとにかくこの色気たっぷりの表紙に一目惚れ。
    異国の発電技師助手×水力発電所技師のお話しで、まだ電気が珍しかった頃の時代ものであり主従ものです。

    攻は拾われ忠犬ワンコです。
    言葉も分からず、土地に馴染めずにいた攻を、受だけが気にして家に招き入れ世話をします。
    そりゃ懐いちゃうよね!って話で、そこから攻は受の忠実な補佐として側で暮らすようになります。

    一方の受には苦しい過去があり、そのときの男に心を囚われたまま、再びその男と仕事で接することになります。受と男の間に何かの因縁を感じて不安になる攻。やがてその不安は暴走し…。

    電気が珍しい時代なので、ほのかに空間を照らすランプの灯りが、いい演出アイテムになってます。
    そこに畳と布団と着物ですよ!!!
    艶っぽいというか、淫靡というか、和の色事って感じですね。

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