人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました (MFコミックス)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 230
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046808189

作品紹介・あらすじ

『スリ真似』『やめてみた。』のわたなべぽん、シリーズ最新作!
現在はテレビやラジオにも出演する著者。でも実は40歳まで超人見知り&人付き合いが苦手で、1日中夫以外の人と話さない日々を送っていた。
変化のきっかけは40歳を過ぎて初めて挑戦した一人旅。「友達になりたい」と思った人に思い切って声をかけてみたら、大人の人付き合いの扉が開いた!
自分の中の【人付き合いが苦手】という気持ちに向き合い、出会った人の言葉から変わっていく日々を描く実録コミックエッセイです。
人見知り“あるある”コラムも充実! いくつになっても友達はできる、自分の苦手意識は変えられます。

感想・レビュー・書評

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  • 人見知り&人付き合いが苦手で、一日中夫以外の人と話さないような毎日を送っていた著者・わたなべぽん。40歳を過ぎて初めて挑戦した一人旅をきっかけに、人付き合いの仕方を見直していく。人見知りあるあるも満載な実録コミックエッセイ!

    ぼくも人見知り&人付き合いが苦手で手に取った一冊。ぼくの場合は不安障害も重なって、大切な友人に迷惑かけちゃうのが嫌だとか、この人のここが怖いなどの不安がつきまとい、友人とは離れるばかり。プロローグの著者と同じく、ぼくから連絡を取れる友人はいまや数人。しかも地元の友人がほぼいないため、気軽にご飯へ行こうというわけにもいかず…。
    「『友達になりたいって言いたかったの』大人になってからこのひとことを口にするのがどんなに難しかったことか…」
    ぽんさんがしみじみと思うこの言葉にはうなずくばかり…。社会人になると難しくなるよね。

    ぽんさんが変わったきっかけは、鹿児島県与論島(よろんじま)への一人旅。検索してみたら、風景が奇麗すぎて天国みたいだった!確かにここには行きたくなる。そこで出会った土地の人々や、Mちゃんの存在が人間関係の壁をやさしく崩していく。ぽんさんの感じていた「素敵な人と出会っても、自分には釣り合わない」と距離をとる気持ちわかるなあ。ぼくの場合は、なんでこの人はぼくを気にかけてくれるんだろう?って仲良くなるほど疑問に思えてしまう癖がある。これも自己肯定感の低さからなんだろうね。

    そして、ぽんさんが抱えていた悩み──仲良くなるとなぜか立場に上下関係ができてしまうという謎の解明は思わず納得!会話の間を埋めるために自虐や悩み事を話す→相手はアドバイスをする→立場が固定化されていくというのは、ぼくも気をつけたい。

    「私は何でも話せるのが本当の友達だと思い込んでいたけど 大人になってからは“何も話さなくても仲良くしてくれるのが、いい友達”でもあるなぁと思うようになりました」

    「友達に楽しくしてもらうんじゃなくて 楽しいことしてるから友達ができるんだな」

    この言葉たちも好き。すべてのきっかけは、与論島への旅行を決意したことだもんね。行動することのワクワクが詰まってる素敵なコミックエッセイでした。

  • 人見知り対策は、結局は人慣れなんだろなぁ。
    あと、楽しい事してる時に共通の「好き」を持った友人が出来やすいのは真理だ。
    私も、与論行きたくなったし。

  • 内容紹介には「一人旅で思い切って声をかけてみた」と。それが人見知りの自分を許したこと?、とモヤモヤ。疑問解明のために読みたい

    #人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました
    #わたなべぽん
    23/7/27出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本

    https://amzn.to/43YHso1

  • 「スリ真似」のラストのご褒美・ひとり旅に、やっと出かけたぽんさん。与論島で楽しむことから、ぽんさんらしい友達作りの扉が開きました! 後書きの「やってみたこと」は、人付き合いを楽に楽しくするために、真似してみたい!

  • 全編マンガなので、サラッと読めます。
    男性と女性だと少し違うかもしれないけれど、
    周りの人たちへのアプローチの仕方、
    参考になるものがたくさんありました。
    「自分が許せないから、他人も受け入れにくい。」
    私もそうである気がします。
    このことに限らず、「人付き合い下手あるある」
    めっちゃ私にも当てはまるものばかりでした。
    肩肘張らずに、生きていきたいです。

  • 人見知りあるあるに共感しまくりだった。と同時に、人と接する時、いつも自分ばかり人付き合い下手だなぁと思っていたけれど、意外と多くの人が同じように感じているのかも?と感じた1冊。

    人見知りしない人になろうとするより、自分が楽しめる事をたくさんして、気後れせず誘える人になれたら良いなと思えた。


    [覚えておきたい事]

    ☆友達は選んで良い。一緒にいて楽しい人と友達でいる。

    ☆人の気持ちを勝手に決めつけて、勝手に苦手意識を持ったり落ち込んだりしない。

    ☆沈黙を埋めるために自虐ネタや悩み事を利用して会話しない。

    ☆みんなに嫌われないように作り笑いをしたり、相手や自分に嘘をつかない。

    ☆苦手なタイプの人と出会っても、いつもの自分のままでいればいいだけ。

    ☆「何でも話せるのが本当の友達」というわけではなく、「何も話さなくても仲良くしてくれるのが良い友達」。

  • 誰にでも言える
    人見知り

    秀逸は喧嘩した後のチョイス

    嫌なものは嫌は色んな方法で、
    人間関係を回避出来る
    仲良くするだけがする解決じゃない
    ってこと

    鱗!

    作者と似たような私だから,、、、

  • 202307/

  • 自己肯定感の低さも影響してコミュ障になっている感じ、自分との共通点もあって胸が痛くなりながら読みました。
    こう見ると簡単なようだけど、旅行先でお友達になったりって決して簡単な事ではないので
    ぽんさん、十分に凄いです…。
    自分がポジティブでいられる空間で、というのが大きいのかな。
    お愛想ふりまいたり、ちょっと合わせちゃったり、空白の時間が気まずすぎたり、すごく分かって辛かった。。

    大人になるとある程度自分が固まってきて
    それを崩すのは難しいし、そのままでいる楽さに
    流されてしまう。
    さらに余裕がないと、寛容さもなくなって
    自分を棚にあげてイラついてしまう。
    我慢がきかなくなってるな、と感じると
    老害っていうやつに近づいているのではと怖くなる。
    我慢というか、友達関係だと、適切な距離感をもつ配慮、お互いが心地よく過ごすための思いやりは必要だけど、我慢はおかしいんですよね。。
    人間なので、お互い良いところも悪いところもあって、それでも一緒にいたいからいるはずなので。

    カナダの子どもたちが使う
    トラブル対処のチョイス表はとても良かった。
    つい、みんな仲良く的なことを言ってしまうけど
    子どもにも逃げたり、嫌になっていいという事を教えたかったから、自分も含めて活用したいなと思った。

    夫さんのアドバイスが毎回的確で…心にブッ刺さりました。。言われてすぐ素直にトライするぽんさんも素晴らしい。

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著者プロフィール

漫画家。山形県出身。第6回コミックエッセイプチ大賞・C賞を受賞しデビュー。初の著書は女性でありながらAV商品を取り扱う古本屋の店長を勤め、その経験をコミカルに描いた『桃色書店へようこそ』。累計30万部超のヒットとなった『スリム美人の生活習慣を真似したら、1年間で30キロ痩せました』シリーズほか、お片づけコミックエッセイ『ダメな自分を認めたら 部屋がキレイになりました』(KADOKAWA)などの著書、『やめてみた。』(幻冬舎)がある。現在はこよなく愛する西荻窪に暮らす。

「2023年 『人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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