腐女医の医者道! これが私のニューノーマル編 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

著者 : さーたり

• KADOKAWA (2022年3月3日発売)

作品紹介・あらすじ

オタクで３児の母の現役外科医、さーたりさんが目撃したお医者さんの世界のぞき見コミックエッセイ第４弾！

感染症の蔓延で仕事も育児も大混乱!!!　
その中でさーたりさん一家が見つけた"新しい日常"とは!?

医者でさえ甘く見ていた!? 「新型コロナウイルス」の脅威。
突然の全国一斉休校で大慌てのさーたりさん一家！
コロナ禍のオタ活事情…見つけた新しい趣味。
医療現場も家庭環境も激変した２年間の記録をオール描き下ろしでお届けします！

感想・レビュー・書評

[つこさんの感想 · 2022年4月2日]

こんなに多忙を極める職業（しかも夫婦とも）の親子はどんな感じなんだろう、と思って読み始めたシリーズ。

3人のお子さんの個性がそれぞれ楽しくて、ついつい何度も読んでしまった。

コロナ下の多忙な、そして患者側からは分かりにくい苦労についても描かれていて、本当に頭が下がる。

全体として勢いがあって、読み終わるとなんだかすっきりする。

[あまねさんの感想 · 2022年6月20日]

いつものさーたりさんの楽しい会話もありつつも、現役医師がどうコロナウイルスと向き合っているか。思ったよりストレートにか書かれている気がします。
医療従事されている方もその人それぞれの生活があり、他の人と同じように生きているのに…と感じている事がやっぱり多かったんだろうなぁ。
さーたりさんの家族だけじゃなく、お父さん達の登場も面白かったです。子どもたちの絡みだけじゃなくて、ご両親などの話も好きです。
読み切った時に心からスッキリもしたし、『ありがとう』って思えました。

[ymkmさんの感想 · 2022年4月13日]

コロナ禍で、現役医師がどういう生活だったのか。
漫画で痛みをぼかしてくれるから読めたけど、物資がない中での事とか、想像すると頭が下がる。
いつも通りさっぱりスカッと日常を書いて下さって面白いんだけど、当たり前だが医師だって人間で生活があると色々考えさせられた。
我々よりよほど国なりに言いたいことはおありだろう。現場の医療従事者を大事にして欲しい。。

[音羽さんの感想 · 2022年3月29日]

医療従事者だからこそ、コロナ禍の苦悩や、オタクとしてのコロナ禍、コロナ禍での子育てとたくさん載っていた。医療従事者だからこその苦悩も大変だけど、みんなで乗り越えたらいいな。

[alpine310さんの感想 · 2022年3月14日]

いつもながらパワフルなさーたりさんに元気をいただく漫画エッセイ。ジャンルはなんだろう……医者？子育て？二つ無理やりまとめて女医？いやいやそれじゃオタク要素が落ちちゃうから……そうかタイトルの「腐女医」はジャンルなのか。一人で１ジャンル。おそるべし。
今回はコロナネタが満載だったのだが、その中で最も膝を打ったのは「〜に詳しい」の欺瞞の話。薄々そうじゃないかと思っていたが、メディアに出る人の紹介で「〜に詳しい」とつくのは「〜が専門」というと嘘になっちゃうのでそれをごまかすための言葉のマジックなんだな、ということ。これからは「〜がご専門の〇〇さん」と紹介された人の話だけ真面目に聞こう。
あと、前々から燻っていた生ハム熱に一気に火がつきました。次回の私の誕プレは生ハムで決まりです。

[くろこさんの感想 · 2022年3月5日]

この方のバイタリティーは本当にすごい。
わかりやすく面白く、子育てしてるお医者さんの実情を教えてくれて、お医者さんってやっぱり大変なお仕事！と思うと同時にどこか身近に感じられる。
３歳で、親の失敗した料理を「折角作ってくれたから」と無理して食べてくれる子もいるのね…！！（そこに驚愕）

著者プロフィール

消化器外科医・３児の母・漫画家。コミックエッセイ「腐女医の医者道！」シリーズ刊行中。アメブロ公式トップブロガー。

「2023年 『腐女医の医者メシ！』 で使われていた紹介文から引用しています。」