スモークブルーの雨のち晴れ 1 (フルールコミックス)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 229
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046814876

作品紹介・あらすじ

元ライバル、38歳男二人のなんかいい感じな人生のプランB

Story>>
危うい夜遊びをしていた朔太郎を助けたのは、
元同僚でNo.1の売上を誇ったライバル・久慈静。
8年ぶりに再会した久慈は
嫌味な性格はそのままだが、気だるげな長髪姿で
なぜか翻訳の仕事をしていて――。

描きおろし漫画「アイアンブルーの夜」13P収録!


■収録内容
・「スモークブルーの雨のち晴れ」第1話~第5話…COMICフルール掲載作品を加筆修正
・「アイアンブルーの夜」13P…描きおろし
・本体表紙イラスト「キャラプロフィール」2P…描きおろし

感想・レビュー・書評

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  • お互いを補い合い、安らぎが生まれていく、二人の今後の関係がどのように育まれていくのかが楽しみ!

  • 連載を読んで好きになって、待望のコミックスが出て買おうと思ってたけど本屋さんに行くのがまん出来なくて電子で購入。
    ようやくコミックス版を手にしたのでこちらにも改めて感想を。

    電子では見落としていた、お父さんが大学に行くとき靴下の中にズボンの裾が入っているという細かいところまで表現しているの見て涙が出そうになった。

    介護用品を押し入れに入れっぱなしにしていたことに「押しこんじゃってて悪かったな」と言う久慈くんの優しさ、久慈くんの変化に気づいて「忘れものをした」とうそをついて家に戻る吾妻くんの優しさ、その優しさに対し「落ち込んでるかな」と素直に応えられた久慈くんがいとおしい。

    電子の感想にも書いたけど、「久慈の髪がおれの顔にかかるのすき」ってセリフが本当に好き!!!

    今後のストーリーが楽しみで、更新されてないかなあと定期的に見に行ってます!

  • 初読み作家さん。
    もともと同じ職場でMRとして働いていた現翻訳家の久慈と現無職の吾妻。8年ぶりに再会した38歳、大人なふたりの、心の交流。

    ずっと仕事に対する情熱を失っていた吾妻に新しい道を提供する久慈も、落ち込む久慈に言葉を重ねるでなく身体を重ねる吾妻も、ふたりとも、すごくやさしい。

    ふたりの父親のエピソードもそれぞれぐっと来ました。
    吾妻の方は、幼かった自分にはいい父親だったのに、姉や母にとってはすこし面倒なひとだった、というエピソード。
    久慈の方は、それほど円満ではなかった父の晩年に、翻訳を学びながら、そして少しずつ認知症を患っていく姿に苦悩しながらも寄り添っていた、というエピソード。
    人生きれいごとだけじゃないのだと、あの数ページで納得させてしまう作者さんの力量に圧倒されてしまいました。

    まだ恋ではないけれど、吾妻と久慈ふたりの間に流れる空気感が、なんとも言えず良いです。
    続刊を楽しみに待ちたいです(といいつつ、待ちきれずにWeb連載分を読んでしまいました)

  • よかった。まだまだ物語の真相や全貌は明かされていないがとにかく雰囲気がいい。明らかに両片思いだが攻めは何かと葛藤していそうだからなかなか示さない。そのへんが気になる。8年ぶりの再会だけど再会してすぐ赤面するウケも、1度たりとも忘れていない攻めもいいなぁ

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