探偵はもう、死んでいる。9 (MF文庫J)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046825681

作品紹介・あらすじ

かつて二人の名探偵の助手だった俺・君塚君彦は、とある奇跡を叶えて日常という名の後日談に浸っていた。だがある日、世界平和を象徴する《聖還の儀》という式典で、人類の記憶に異変が起きていることが判明し……?

感想・レビュー・書評

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  • 何者かに故郷を焼かれ全て失い、生き返らせた大切な人の命を保証する代わりに同族を殺すという矛盾した使命。それも最終的には利用される。スカーレットのが報われなすぎる。

    世界の敵と戦うために勝手に作り出されたのに、人間側の都合で切り捨てられるというのが吸血鬼のなんとも不憫な運命なんだよなぁ。

  • 背ラベル:913.6-ニ-9

  • スカーレット、実際には敵なのか味方なのかどっちに転んでもおかしくない立ち位置のキャラだったので、ここで一気に謎が晴れました。

  • 【Bookwalker】シエスタが眠りについてから現在まで起こった出来事に迫る過去編第2弾は『吸血鬼』スカーレットを深掘りしていくことになります。スカーレットがなぜ『調律者』となり同族殺しという修羅の道を進むことになったのかが語られていて、信念を貫き通す彼の生き様にはグッとくるものがありました。辿り着いた先に救いがあったことを祈るばかり。それにしても前回から引き続き、「忘れさせられて」いるシエスタの目覚めまでの出来事を、思い出していく形で過去に迫るという表現法、イベントを時系列順に辿っていく展開よりも盛り上がりますね。次回も楽しみです。

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