天明三年浅間大噴火: 日本のポンペイ鎌原村発掘 (角川選書 174)

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  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047031746

作品紹介・あらすじ

「天明の浅間山大噴火」は、天明3年4月8日に始まった。地震のような鳴動とともに、天にまでとどくかと思われるほど噴煙が高くあがり、各地に灰を降らせた。5月、6月と爆発は激しさを増し、ついに7月6、7、8日の3日間、この世のものとは思われない大爆発が起こった。噴火と同時に流れ出た溶岩流は北側の急斜面を滑り落ち、あっという間に火口から約15キロ北にあった鎌原村を埋め尽くし、吾妻川までなだれ落ちていった。浅間山大噴火で埋もれた鎌原村の発掘と調査で200年前が甦る!

感想・レビュー・書評

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  • 1986年刊行。著者は学習院大学経済学部教授。◆江戸・田沼政権期におきた浅間山噴火。その被害は大きく、ローマのポンペイの如く埋もれてしまった村が存在した。本書はその発掘及び同時代の証言・史料をもとに、噴火の広範囲の影響と現場模様を解説する。

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著者プロフィール

1923-2004年。東京大学文学部国史学科卒業。博士(文学)。学習院大学名誉教授。徳川林政史研究所所長,愛媛県歴史文化博物館館長などを歴任。専攻は近世日本史。著書に『享保改革の経済政策』『近世村落の構造と家制度』『元禄時代』『大岡越前守忠相』『日本近世社会の市場構造』『江戸時代』『田沼意次の時代』『徳川吉宗と江戸の改革』など多数。

「2023年 『天明の浅間山大噴火 日本のポンペイ・鎌原村発掘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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