中国歴史紀行 (角川選書 240)

著者 : 尾形勇

• KADOKAWA (1993年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

中国古史研究の第一人者が、北京を起点に、東北地方、華北、江南をめぐる三つのコースをたどる二か月のひとり旅。それまでの十数回の旅のイメージを重ねながら、古都や史跡などの場所に則して、背景に息づく中国史の流れを手ぎわよくまとめる。また、人々とのあたたかな触れ合いをとおして中国の文化を実感させる。中国旅行への魅力的な誘いの書である。

著者プロフィール

1938年愛媛県生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。文学博士。東京大学教授、立正大学教授を経て、現在、東京大学名誉教授。著書に『中国古代の「家」と国家』『東アジアの世界帝国（ビジュアル版世界の歴史８）』『中国歴史紀行』ほか。本シリーズ編集委員。

「2021年 『中国の歴史12　日本にとって中国とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」