古典のすすめ (角川選書 594)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047036208

作品紹介・あらすじ

神話から江戸の世話物へとつながる恋愛観、挽歌と哀傷歌そして源氏物語に描かれた「死」と「病」など、日本の古典作品に描かれた哲学をやさしく説く。古典に立ち返り、人生を見つめる新たな視点を養う本。

感想・レビュー・書評

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  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1378853

  • 凡庸な教師はただ喋る。良い教師は説明する。優れた教師は自らやってみせる。そして、偉大な教師は心に火をつける
    恋することで初めて人は心を持ち、もののあわれを知ることができると言うのです
    鬼は、人間の心が作り上げたものです。その背景にあるのは土地や時間から来る先入観、偏見です
    いつの時代も変わらないのは、旅は日常からの脱出であり、新たな発見や驚き山冒険の喜びや苦労を私たちに与えてくれる
    ほとんどの人は、病気が原因で生涯を終えます。病気は、人間の生命を脅かすものですが、その病気自体も人間の体内で生まれたものであり、生命の産物です。病気を考える事は、人間の生命、ひいては人生を考えることでもあります

  • 『古典のすすめ』刊行記念対談 谷知子×酒井順子 | カドブン
    https://kadobun.jp/talks/57/4774d8ea

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    答えは古典にあった。人生を導く、先人たちの叡智をひもとく。
    『古事記』に描かれたダイナミックな生命の誕生、『曾根崎心中』の悲しく切なく熱い恋、『徒然草』の輪転する死生観、『宇治拾遺物語』にみる差別と崇拝など、古典作品に描かれた日本人の哲学を縦横無尽に解説。長年読み継がれてきた日本の古典は示唆に富み、私たちが生まれてから死ぬまで、人の長い一生で苦難に出会ったとき、きっと意外な方向からの視点を与えてくれる。教科書に描かれることのない古典の豊穣な世界を味わう。
    https://www.kadokawa.co.jp/product/321703000365/

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著者プロフィール

1959 年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得。博士(文学)。フェリス女学院大学文学部日本語日本文学科教授。専攻は和歌文学。
著書に『和歌文学の基礎知識』(角川選書 KADOKAWA)、『ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 百人一首(全)』(角川ソフィア文庫 KADOKAWA)など。

「2021年 『和歌・短歌のすすめ 新撰百人一首』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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