作品紹介・あらすじ
ついに宿敵・ステアンにたどりついたオルフィーナ。敵の野望を打ち砕けるか!? もう一人の姫・ヒュレイカと最終決戦に挑む! シスン、ククリカ、そして兄との想いを胸に……描き下ろし多数収録、感動の最終巻!!
感想・レビュー・書評
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やっと完結しました。余りに出ないから、途中このまま終わったら・・・って心配してましたので、完結してよかったです。
元のオルフィーナから17年。長かったですね。
マリアがオルフィーナとして生きることを決意したあたりとか衝撃でしたけど、そのあとの戦闘とか人との関わりとか印象深かったです。
後半の地球やら植民星やらの話が出たあたりからは、え、そういう話だったの?って感じになり、ちょっと興味が薄くなったんですけど、最後は無事ハッピーエンドに終わったようでよかったです。
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あぶねぇ~。近くの本屋で扱ってなくて買いそびれてた。初版だったので一安心。大型書店使わないとこういうことがあるから怖い。
17年間というのは長いはずなのに、本当のオルフィーナ姫の代わりにこの国を守ろうとオルフィが決意した第1巻(Sagaでも新装版でもない)のエンディングはいまでも記憶の中から蘇ります。オルフィーナ姫の死はほんとに衝撃でしたが、オルフィが単なる仇討ちで行動を起こしたのではなく、彼女が守ろうとした国を感じ取り、その意志を引き継いだことに鳥肌がたったものです。あの1巻があったから何の迷いもなく最終巻まで読み続けたのだろうと思います。
さて、前巻心配してたシスンも何とか救われエンディングは変えようがないというか変えて欲しくない形で無事終了。単行本では雑誌掲載にはなかったエンディングが追加され、この巻の途中で含みを残していた人物の正体も明かされきれいに完結しました。さらにカバー裏の絵も、これしかない絵でした(w さすがに前巻あたりでシリーズが終わることを覚悟決めただけにすんなりこの巻を読み終えられた気がします。何より途中打ち切られるようなことがなく描き切れたことに感謝したいと思います。作者や出版社はもちろん私以外にも応援してくれたファンに。
初回生産にはペラいけど濃い内容のリーフレットが入っていて、そこで作者の天王寺先生がオルフィのストッキングは全部自分が削っていたことを告白。心底さすがだと思いました。誰がこんな楽しいことをアシにやらせるかってことですよね。同感です。
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エデボといい、これといい散々引っ張って纏めきれずに終わる。がっかりさせてくれます
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長かったオルフィーナが遂に完結.
全体としてはすっきりって感じではなかったかな.
まあ,一通りは解決したんだけど.
何と言うか火竜が死んだマリアの兄(の脳を移植したもの)だったね.
それとステアンは頭の中をコピーした自律型ロボットで,地球の膿を出すためにやったということだったし.
オルフィーナがシスンのところに戻ってきたシーンはどことなくヱデンズボゥイを髣髴とさせる感じだったかな.
イマイチ良くわからなかったのはニートはなぜ出てきたのかかな.
そもそも,シスンはどこかに消えたとかってヒュレイカのモノローグであったのに,養女のニートが知っているってどうよって感じだったし.
それから,連載から追加されたらしい最後のシーンではステアンは別の体にコピーしていたってオチだったね.
著者プロフィール
愛し合うオルフィーとシスンが再会!だが、互いの瞳に映るのは!?
「2006年 『オルフィーナSAGA 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」
天王寺きつねの作品