- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047277946
作品紹介・あらすじ
ユクモ村が待ち望んでいた凄腕ハンターと勘違いされたまま、気がつけば2人の弟子に慕われるようになったトゥーク。そんな彼に太刀使いの青年・リオはどうしたらハンターを辞められるかと相談をもちかける。予想外の告白に驚くトゥークは、彼の真意をはかろうと狩猟に誘うのだが…自身がないと呟くリオはトゥークを遙かにしのぐ腕前で!?一方渓流では、雷光虫とともに雷狼竜ジンオウガが舞い戻っていた-。超絶ゲームのノベライズ、待望の第三巻。
感想・レビュー・書評
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第三巻は対ジンオウガ戦。自信をなくした太刀使い・リオを物語の中心に据え、トゥークに弟子入りすることで成長していく様を描いている。
既刊でも指摘しているが、やはりトゥークの指導に疑問が残る。これって別に仲間で構わないというか、むしろそちらの方が自然じゃないかな。
また、物語としてはまとまっているが、カタルシスを得られる山場がないのも痛いところだ。ベタ塗りの描写が抑揚をなくしてしまっているため、物語だけでなく戦闘においてもあっさり済んでしまっている。
やはり相性が悪いとしか言えないだろう。表現の不味さや心理描写の行き当たりばったりが気になってしまう。
ただ、物語のまとまりは悪くないため、星は四つと評価しておく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今度はハンターとしての自分の未熟さに悩んでハンターを辞めたがっているリオが弟子になります。
私達からしたら、ゲームを起動させるのを止めればいいだけの話ですが、彼等にとっては生活に関わる事なので大問題ですね。
しかもリオは技術的にはトゥークよりは上なのに父親の言う通りに狩りが出来ない事に悩んでいるのです。
まぁ私的に変換すると効率厨に馬鹿にされるのでもうゲーム辞めたいって感じです。
それが父親だしなぁ…
そして最後はカルッタスさんが……