龍ヶ嬢七々々の埋蔵金4 (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 126
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047285125

作品紹介・あらすじ

龍ヶ嬢七々々、天運に恵まれた最強の女子中学生。そして黒須参差、裏社会での野心を秘めたなんちゃって女子高生。二人はとある外国のカジノにやってきた。目的は七重島の建設資金をがっぽり稼ぐこと!カジノの大物相手にギリギリの勝負を演じてみせた最強コンビは、さらに白い妖狐に護られた財宝が眠るという謎の洞窟へと向かう!!-後の"七々々コレクション"争奪戦の原点となる七々々の冒険譚に加え、重護や天災たちの学生ライフを描く二編も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 前半の昔の話の方が面白い。

  • 評価:☆4.5

    今回は短編集ですね。
    …って、ゆんちゃんは!?前回結構衝撃の引きだったからどうなるか楽しみにしてたのに!(笑)

    内容は七々々ちゃんと参差の白狐を巡るカジノ過去話、飲んだら惚れる魔法のコーヒー騒動、大富豪と重護の記憶喪失の3本立て。

    過去話(と大富豪)は七々々ちゃんの才覚・凄さや純粋に夢を追い求めるひたむきさがよく分かって面白かった。

    残りの2本も重護の馬鹿さ加減を中心に笑えるドタバタ騒動になってて満足度高めw

    「んじゃ勝つね」
    「そうしろ」

  • 3巻の引きからちょっと離れて番外編といったところ。
    なななちゃんの生前のエピソードなど。
    トランプのルールにあまり詳しくない私は、ルールを調べてから読む…と、ちょっと手間がかかったかな^^;

  • 秘宝の眠る七重島で起こる地縛霊と探偵と冒険部のトレジャーハントの第4弾。
    今回は短編3話で構成されるの番外編

    龍ヶ嬢七々々の華麗な冒険…★★★★★
    七々々ちゃんと黒須参差の過去についての記録
    七重島を創るための資金繰りのために参差にカジノに連れてこられた七々々ちゃん。
    しかし、そこには参差の陰謀が!
    すごくバランスがよくて駆け引きを含めて面白かった。
    基本、家からでれない地縛霊なので番外編でこうやって外に出て活躍する姿は新鮮で面白いです。
    当然、七々々無双!(笑)

    星埜ダルクの野望…★★★☆☆
    ダルクと天災の日常を描いたものだけど、結局コレクションっぽいものでドタバタ。
    つまらない訳じゃないけど、山場がないのが日常系の難点。
    この話はそんな感じ

    ZYU-GO 記憶喪失…★★★☆☆
    トランプゲームを廻りゲーム中に記憶喪失になった重護。
    ダルクの秘密についての文章は完全に二番煎じで退屈だったけど、最後の七々々ちゃんのチートっぷりには感服。

  • 短編集的な位置付けな巻でした。本編を期待して読み始めたのでちょっと肩すかしを喰らった感じ、面白くない訳では無いんですけど短編集なり番外編なり解るようにしておいて欲しかった。

  • 七々々のまだ七重島ができる前の過去話と,ダルク主人公の短編と202号室での日常の短編計3本を収録.七々々と参差の過去話によって,本編の鍵を握るであろう七重島を作った7人の素性が何となく分かってくる.本編は七々々が故意に隠したお宝=七々々コレクションを探しているのに対して,このサブエピソードは攻略本という存在のない“宝探し”をしているだけに,ぶっちゃけ本編より面白かった.七々々や参差のオーバースペックっぷりもいかにもな感じで,まさにエンタメ小説といったところ.

  • 短編集なようなそうでないような。本筋の時系列じゃ七々々さん外出できないからこうするしかないよね。掴みどころのあるようなないような不思議なヒロインさんですね。一部分は非常に掴みどころがあるようだが(笑)過去の七々々さん無双話も面白かったけどダルク視点も新鮮。まぁ途中若き熱情あふれる視点になったりしたが。あと夢路さんに幸あれ。

  • 今回は短編なお話でした。

    なんつーかもう、七々々無双w
    前半の過去話はすげえ面白かった。

    ダルク主観の話と、記憶喪失の話は…
    面白かったけど失速感がありました。
    まあ、なんつーかイマイチ。

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著者プロフィール

第13回エンターブレインえんため大賞小説部門大賞受賞『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』でデビュー。全12巻。

「2016年 『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金12 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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