サイコメ 1 殺人鬼と死春期を (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 111
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047287297

作品紹介・あらすじ

未成年犯罪者を集めた「プルガトリウム更生学院」。そこに冤罪で入学させられた神谷京輔。周りを見ると美脚美女にゆるふわ系少女…なのに実は殺人犯。その上、京輔は異例の"12人殺した殺人鬼"として学院中の注目の的になり、正体不明な巨乳のガスマスク美少女・氷河煉子にまで迫られて-。死と隣りあわせの誘惑をくぐりぬけ、京輔は無事に卒業できるのか!?第14回えんため大賞優秀賞受賞。LOVE=KILL!恋するほどに危険なハードコア系ラブコメ。

感想・レビュー・書評

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  • グロいけどラブコメ。不思議なバランスで成り立っているのに崩壊していない。隙間を狙った感が嫌いじゃない。

  • 殺人者ばかりのラブコメ、というサイコな設定が気になって購入。

    サイコ:ラブコメ=1:3くらいで、思ったより普通のドタバタ系学園ラブコメという印象でした。中盤は下ネタ三昧のチープなギャグラノベという印象がどうしても強いですが、終盤の展開はなかなかスリリングで楽しめました。
    キャラクターも個性的で愉快な面々で、全部読むかはわからないけどとりあえず2巻は買ってみようかなあ、と思いました。

  • 最初は「なんだこの中学生の妄想を具現化したような作品は」と思っていたのだけど。それが結果的に「クラスメイト全員が殺人犯」という重い設定を軽くしていたため、まあありかなと(それを抜いてもところどころチープな印象が拭えないが)。

    殺していないもの。殺せないもの。殺さざるをえないもの。殺してしまうもの。さらにいえば最後で仄めかされていた「愛ゆえに殺すもの」は「殺すために愛を求めるもの」とも対比になっていて、二巻以降面白くならないわけがない……と思う。

    珍しく続きを買う気になったラノベだった。ちなみにこれまで二巻以降も買ったものはハルヒ、俺妹、大魔王、はまち、ISだからそう考えると本当に珍しい。

  •  高校の生徒が全員犯罪者の生徒。隣のあの子も可愛いあの子も殺人犯!アニメでサイコパスとかあったけど、犯罪係数がぁww面白い設定でした。

     最後の展開はちょっと強引気味かな?って感じだったけれど最後のパートでの伏線。次巻がとっても楽しくなりますね(笑)

     存在感なくてこのままフェードアウトしそうな子もいたのですが、2巻での登場が楽しみです。

  • 未成年殺人犯の更生教育施設を舞台にしたラブコメ。やや中二がかったバトル要素あり。
    序盤は思いのほか普通のラブコメ過ぎてイマイチのめり込めなかったけれど、メインキャラの生い立ちが明かされていくにつれて面白くなってきた。殺人も個性ということで。
    モヒカンとか紳士とかはあまりにテンプレ小者なわりに出番が多くて、そのせいで全体的に安っぽくなってしまっているのが残念。
    イラストがとても素敵。
    設定は好みなので、続刊ではさらに変わり種のラブコメ展開を期待。

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著者プロフィール

■水城水城・・・・・・ ライトノベル作家として『サイコメ』『カフェ・ド・ブラッド』『魔王城のシェフ』『死神少女と最期の初恋』など。 『瘴気のガスマスカレイド』のマンガ原作を担当。

「2019年 『魔王さまはかきんちゅう! ②』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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