- Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047289109
感想・レビュー・書評
-
タイトルにも使われてる 目玉焼きの黄身 いつつぶす?に始まり
2話 とんかつのキャベツ いつ食べる?
3話 カレーのルー どうかける?
4話 ライス どうやって食べる?
5話 みかんの皮 どうやって剥く?
6話 納豆 ご飯にいつかける?
7話 ちらし寿司にワサビ醤油かける?
と食べ物についてではなく食べ方をテーマにした異色のグルメ(ギャグ)漫画。
テーマとしては昔、美味しんぼで納豆のかきまぜ方や焼き海苔の食べ方、ダンドリくんでのり弁、月見蕎麦、ホットドッグの食べ方なんかを既にやっていたのでそう新しくはないかな?
食べ方なんて10人いれば10通りの食べ方があるわけで、誰もが自分の食べ方がベストだと思い他人の食べ方を違うと思っている(筈)
でも、それを口に出す事はしない。言えば人間関係がギクシャクするから。
それが大人だから。
しかしそれを口に出して言う人もいる。
これはこう食べるんだ!とかこう食べるのが美味しいんだ!とかetc.
鍋奉行なんかがいい例。
この漫画の主人公 田宮丸二郎も自分の食べ方こそが一番と信じそれ以外の食べ方は認めない。
そして他人(恋人)の食べ方に口を出しバカにする。
しかし田宮丸は他人の食べ方を知るにつれ自分の食べ方が本当に正しいのか疑問を持ち悩む。
そして、ぬいぐるみ劇団の先輩 近藤に相談して……というのが毎回のパターンなのだが、単なる食べ方の悩みがいつの間にか田宮丸の人生・生活に影響を与えるようになる。と、意外に深いというかシリアスな展開をみせている。
でも作者のおおひなたごうは単なるギャグマンガのつもりで描いているのかも知れないけどね。
なんにしろ、今後が気になる漫画ではある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
-
「この話題で延々」
気になる、、、
それで飽きさせないって言うのは、この作家さんの力量?(おおひなたごうは読んだコトないです)「この話題で延々」
気になる、、、
それで飽きさせないって言うのは、この作家さんの力量?(おおひなたごうは読んだコトないです)2014/04/18
-
-
おおひなたごう、大好き。
-
食べ方についてのコメディー
-
グルメ漫画にこんな切り口があったとは知らなかった。
-
池袋ジュンク堂で、フューチャーされていたので手にとってみました。ツボです
-
食の細部に宿る哲学。
-
面白いし、ギャグもツボでした。
これは人の食べ方に興味を持ってしまう。
次巻も楽しみ! -
食ジャンルの漫画を読めば、大抵、心が満たされる筈なのに、これは逆に、落ち着かなくなる
ここまで、読み手に不安を押し付けてくる漫画が存在していいのか?!
あぁ、こうやって書くと、「つまらないのか」と誤解を招きかねないから訂正するが、面白さはピカ一。ただ、ホント、読み進めるほど、自分の食事の流儀に抱いていた自信が揺らぐ、揺らぐ
目玉焼き・・・少なくとも、私は黄身を残さない。あと、何もかけずに食べる派だ。気分によっては七味
トンカツのキャベツ・・・私はカツを一切れ、キャベツを少々、飯に乗っけて食らう
カレー・・・汚い、と言われるのを承知で、私は外でもガッツリ混ぜてから食う。あと、福神漬けは絶対的に必要
ライス・・・悩む必要など何もなく、スプーン一択
みかん・・・基本的に十字になるパターンが多い。あと、シブは取ったりしない
納豆・・・基本的に納豆は進んでは食わないが、出されたら白ネギをたっぷり入れた上で、納豆のみ食う
ちらし寿司・・・ワサビ醤油は使わない。具にもよるが、基本的に醤油は二周させ、やっぱり、混ぜる
ここまで書いてみて、改めて思ったが、やはり、この『目玉焼きの黄身、いつつぶす?』、他の食漫画とはかなり違う
料理も含めた画は下手じゃないにしろ、思わず唸るほど上手でもない
起承転結がしっかりあるので、ストーリーは破綻していないが、格別に滑らかでもない
面白い、って感想が言える次元から懸け離れてしまっている感は大いにある
異食中の異食作品だ
全国の書店員さん、もし、これから、食欲が旺盛になる秋に『食』をテーマにした漫画の特集棚を作る際は是非、この漫画も置いてください!! -
別にどうでもいいけど、よく考えたら気になることを教えてくれる一冊。
女性自身に連載していたら女性自身ごと購入してしまいそう。
因みに私は君半熟、醤油利用しての半熟の黄身の中に醤油たらしてのご飯にぶち込むタイプ