- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047289215
作品紹介・あらすじ
次期女王レティーツィアと、ノーザルツ公国君主の元に届けられた、キルフ帝国・建国祭の招待状。差出人のサインに不気味なものを感じつつもキルフ帝国へと向かったレティは、そこで皇帝に関するとんでもない噂を耳にする。その真相を確かめようと、レティは己の騎士とノーザルツ公、さらにはイルストラ国の王子も巻き込み、ある企画を立てるが…!?最強女王伝説、自身の役目に気づく第6弾。
感想・レビュー・書評
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの6作目。
今回は、不審な招待状を持ってキルフ帝国へ。そこで皇帝に関するとんでもない噂を聞いたレティは真相を確かめるために色々動く。悪い女を演じた可愛いおねだりとか(笑) 騎士たちも軟派な感じになってたりね(笑)
これまでよりも『王達の会議の間』の場面は少なめな印象だが、新しい王が登場していい仕事してる。キルフの姫の婚約者であるイルストラ王子のヴィクトル、ノーザルツ公も。戦争を回避するためのレティの計画が痺れる。読み進めていく中ですごく高揚するのを実感した。あと、ノーザルツ公ってこんなに可愛い要素あったっけ?ってくらい急に可愛く見えたな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
北の国のキルフ帝国の建国祭に招かれるレティーツィアたち。そこで第1皇子ミハイルの皇帝の座を狙う陰謀に巻き込まれていく。それでも着々と手を打っていくのがさすが。悪女の手練手管を使ったり、ピアノの腕前を披露したりと頼もしい。デュークはレティは「お人好しで、それが人誑しになる」ということを見抜いていて、今回も孤独な皇女アナスタシアに優しい心遣いをして、なかなか感動的だ。本人は、打算でやっているんだと言うけどね。なぜ自分が騎士王の生まれ変わりなのかということに気づくところも、ああそうかと納得させられる。こっそり言うとね、戦争をしないということなのだ。
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新しく重要な女性キャラが出てきてレティさんとは違う魅力をもったカッコイいより可愛いが優勢な性格が良かった。
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次期女王になることが決定している王女レティ。今回は政情が不安定なキルフ帝国へ招待されたため、騎士たちとともに出向いたが……。より一層ラブを抜きにかかってきましたな(笑)。お互いに異性を操ることで情報を得たり、かけひきしたり、うわうわ(笑)。レティはいよいよ人たらしへの道を突き進んでいくみたいですねー。
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おーっと、次巻へ続くパターンですね。
楽しみ楽しみ
2017.10.17 -
5人目は銀狼公!?
シェランに続いて、またしても側仕え出来なさそうな騎士(笑)。
今後、そんなのばっかり増えて行きそうな気もしないけど、個としてはまぁ、申し分…ないのか!?
とりあえず、キルフ帝国問題がまだ片付いていないので、今はそっちの展開を気にするとしようかなw -
1月25日読了。図書館。
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キルフ帝国・建国祭の招待状。
孤独な姫アナスタシアの心をひらくレティ様と、次期皇帝になりたいミハイルの暴挙の展開。
帝国と緩衝剤になるノーザルツ公国を救い戦争回避のために、一計を案じるレティ様です。
デューク、幸せになって欲しいと、他の女の話をはじめられて、ぎゃふんだったナ。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3276.html -
シリーズ6作目