- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047290785
作品紹介・あらすじ
今日もしくしく痛む胃を押さえ、国のためにあくせく働く王女殿下-そんなグリゼルダのもとに、隣の大国・ミトラス帝国の次期皇帝候補でもあるラドラー公ヴィルベルトから、緊急の手紙(という名の脅迫状)が!そこで告げられたのは、グリゼルダが管理する鉱山のダイヤがニセモノだったということ。捕食者の笑みを浮かべるヴィルベルトとの、胃がキリキリの駆け引きがはじまり-!?
感想・レビュー・書評
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恋愛もの?と思ったが、この巻ではまだそこまでいってない。今後に期待かな?
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特産物がダイヤモンドだけ、な国の胃痛持ち王女殿下。
突如として隣の大国の公爵殿下からのお呼び出しに出かけてみたら
ものすごく胃が痛くなるような問題発生。
落とし前をどうつけてくれる? と言われたら
売った人間をはいどうぞ、で終わらせますが
さすがにそれをしたら…話が終わってしまいます。
問題解決にうろうろしておりましたが
さらなる問題もひょっこひょこ。
まさに不平等条約を結んだ国の、分かりやすい姿!
で、軽んじられてるかと思いきや…そういう落ちですか。
ならば、大概の人間は見下されますね…w
大変な事が起きそうになるたび、ぎりぎりと痛む胃。
薬代だけでばかにならない出費な気がしますが
弟が大きくなるまでの辛抱…と思えたら嬉しいものです。
ものすごくキャラが分かりやすい性格をしていました。
特に従者兄弟。
彼らが特殊なのか、この国の人間はこれが標準なのか。 -
もっと恋愛感があるかなと期待してたけど、なんもなく終わって残念。
話ゎ読んでてなんかイライラさせられる場面が多くてイマイチ好きになれずに終わってしまった(つω-`)
残念 -
心配性で、胃痛持ちの姫君というなんともいえない不憫さの漂う設定のお話だが、いつもの癖のある笑いが今回はかなり控えめで、話としてはシリアスな正統派国政ものだった。
鬼な彼と、胃痛をかかえながらも胆の据わった彼女との駆け引きは読みごたえあり
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