オーバーロード6 王国の漢たち[下]

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
4.05
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本棚登録 : 633
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047293564

作品紹介・あらすじ

王国に潜む裏組織"八本指"最強の戦闘集団"六腕"が動きだした。迎え撃つはラキュース率いるアダマンタイト級冒険者"蒼の薔薇"。騎士たちは国を姫を守るために最前線へと赴く。その決戦の渦中に蠢く謎の大悪魔ヤルダバオト。苛烈な抗争の渦に巻き込まれ、王都が紅蓮の炎に包まれる。

感想・レビュー・書評

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  • 蒼の薔薇が出てきて華やかさが増した6巻。
    イビルアイの蒼の薔薇に加入したきっかけを初めて知った。次回から新しいステージへ。

  • 久しぶりに読んだが、それぞれのキャラごとの個性が分かりやすく、すんなりと思い出せた。

  • とにかくイビルアイが可愛い。
    不憫だけでド可愛い。
    不憫可愛い。

  • いやぁ〜、なるほどねぇ〜、そういうことだったんですね
    って感じで、イビルアイをやっと知ることができました
    アニメ版のときは、なんでこんなにモモン好き?って思ってましたんで
    なんかスッキリした気分です。
    やっぱり、小説っていいですねぇ〜

  • アニメ4期まで視聴済。

    面白い。
    オーバーロードの中でも特に好きなエピソードでした。
    好きなポイントや考えたいことが色々あるので、雑記的ですが綴っていきます。

    ◆セバスの尋問
    セバス視点で描写されていることもあって、絶望感半端ないですね。
    アニメや漫画の客観視点からは得られないものがあって、非常に良かったです。
    パンドラズ・アクターの振る舞いだけが癒しでしたw

    ◆デイル
    ラキュースの名前に入っている「デイル」は洗礼名でしょうか。
    以前出てきたカジットも「デイル」って名前に入ってましたよね。
    それとも、信奉する神の名前とかかな?
    別作品ですが、確かゲートのキャラのミドルネームは、信じる神がもとになっていたような。あれと同じかな。
    ラキュース視点で「水神への祈り」とあるので、デイル=水神(かそれに関連するもの)といったところでしょか。

    ◆守護者の強さ
    セバスの台詞で、「特に守護者の中でも強さ序列一位と二位の二人までも来てくれるとは……」というものがありました。
    その場にいるメンバーからして、1位はシャルティア、とすると2位はマーレ……???
    えぇ、マジ?
    ただ、色々な戦闘シーンで、よくマーレが補佐ポジションにいることが不思議だったんですよね。
    うーん、そうか、そうなのか……。

    ◆マーレに連れていかれるヒルマ
    このシーン大好きなんですよね。
    まず、ヒルマがマーレのことを男だと見抜くところが好き。
    アニメや漫画を観て「さすが元高級娼婦の勘は伊達じゃないな」と思っていたんですが、まさに原作小説(本巻)で元高級娼婦の経験で見破っている旨書かれていて嬉しい。
    そして、容赦なくヒルマの足をへし折って引きずっていくマーレが好き、このガワにして血も涙もない感じが好き。
    好きが詰まっているシーンでした。

    ◆モモンの強さ
    当初モモンの強さは30レベル強程度と設定されていたような気がするのですが、強くなったのかなという印象です。
    イビルアイが意外と強く、そのイビルアイからの評価が(彼女の目が多少曇っていたとしても)高いことからすると、40レベルの強さはないと成立しないように思います。
    モモンとして数々の戦闘をこなす中、アインズの近接戦闘のセンスが磨かれたこと。
    この世界で強さを示すためにモモンの強さを再設定したこと。
    予想ですが、この辺りなのかな。

    ◆最後に
    いやー、読んでいて非常に楽しい巻でした。
    上に書いたこと以外にも、六腕ダイジェストとか、世界最強の爪切り職人になってウッキウキのブレインとか、「私は庇われることをお勧めします」としっかりモモンに指示出ししてくれるヤルダバオトとか、語りたいことは尽きません。
    最後のアウラの台詞にもありますが、これから始まる新たな暗躍も、楽しく読み進めていきたいと思います。

  • いかにも「オーバーロード」らしい本巻。攻められる側の人間たちは、プライドや生死をかけて戦いを挑むが、ナザリックメンバー側はアインズの考えを超えて忖度しまくる部下たちという構図におかしみがあり、その落差が「オーバーロード」の魅力の一つだと思う。特にデミウルゴスが切れ者過ぎていい味を出している。中盤でアインズがナーベと、デミウルゴスの行動について密談する場面は、最大の脱力ポイントで、切迫した場面ばかりでなく、こういう場面があるから「オーバーロード」は楽しい。尊敬を集めるアインズ、ナーベ、セバス、かたや、敵と認識されたエントマ、デミウルゴス。なんでエントマやデミウルゴスが蒼の薔薇メンバーと戦っているの?と辛さを感じ、あそこにいたのがエントマじゃなくて他のプレアデスだったら、見た目の判断による争いは起きなかったのではとも思ったけれど、終わってみればアインズの思いの範囲内でのデミウルゴスの計画通りにことが運んでスッキリする。アインズの考え方の元にもあるように、どう見えるのかを意識することは大事。ただ、同じナザリックメンバーだってことがバレないようにしなくちゃね。ナザリックメンバーによる他種族に対する行動に対して、アインズはどんなふうに感じているのか疑問に思っていたのだけれど、そのあたりに関するアインズの思いが書かれていて理解することができた。乙女なイビルアイや、照れるセバスとセバスをいじるペストーニャ、クライムの前では本性をギリギリ隠しているラナーとそれにまんまと騙されるクライム。いろいろなキャラのこれまで見れなかった一面が見れて、キャラの奥行きが深まった感じがした。

  • 王都に悪魔ヤルダバアトが現れ蹂躙する。イビルアイとエントマの戦いが見どころかな。裏で全部つながっていると思うとイビルアイがちょっとかわいそう。

  • 優秀な部下がいると、なんだか知らないうちに上手くいってしまう。サクセスストーリー?

  • ぎりぎりのところで破綻せずに済んでるけど、いつどうなることか。
    部下がそれぞれ自分の考えを持って動いてくれるのはアインズさんの望みなのかもしれないけど、それを統率するアインズさん自身の考えがいまいち部下に伝わってないのが本当に怖いですね。
    言えないことが多すぎるのも原因なんだろうけど。

  • (上下巻共通)
    セバス大活躍。
    バトラーネタ好き大喜びじゃないでしょうかね。(^^;
    主人公が自分の属していた世界ではないからとはいえ、結構エグいことを平気でするようなところが目立つシリーズですが、今回なんか、戦場になった街は本当に可哀想な感じですよね。(^^;
    ナザリックのレギュラーメンバーが出てくるのがちょっと遅めでしたが、冒険者のキャラクターが良かったので、それはそれで良しとしましょう。
    もっと、派手な活躍も見たいところではありましたが。

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