B.A.D. 13 そして、繭墨は明日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2014年5月30日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047296671
作品紹介・あらすじ
「諦められませんよ、繭さんを」繭墨あざかは異界に沈んだだけだ。だが、早く迎えに行かなければ、彼女は本当に死んでしまうだろう。再び異界にゆく手段を探す僕の前に、繭墨分家の長定下が現れた。あざかを紅い女に捧げたままにしたい彼に"あさとと共に繭墨家の新たな呪いを解く"ことを協力の代償として求められる。そして、再び訪れた繭墨本家で僕は決定的な間違いを犯してしまい-。残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー完結。
感想・レビュー・書評
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シリーズ本編最終巻。「紅い女」とともに異界に姿を消した繭墨を取り戻すため、小田桐はあさとのもとを訪れ、彼の協力を得て、もう一度異界へと向かうことになります。
前巻のときにも感じていたのですが、あさと編の結末と展開が重なっているように感じました。そのせいか、やや間延びした締めくくりになってしまっているような印象で、ちょっと残念です。とはいえ、最後まで甘さと優柔不断さを貫き通した小田桐には、もやもやした気分を残しつつも、やはり天晴れと言うべきでしょうか。 -
シリーズ完結巻。雨香の願いが切なかった。ところで、読んでて苦痛というのも色んな種類があるけど、主人公小田桐の腐った正義感がとにかくウザくて、生理的な嫌悪感を感じながらラストまで付き合ったってのも、我ながらマゾだと思った。そしてあとがきの、小田桐と白雪さんがタッグ組んだらもっとウザいというのに期待している自分。。。
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