斯くして歌姫はかたる 愛しき聖者に祝福を (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 37
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047299825

作品紹介・あらすじ

神王国から帰国して以来、不自然な事故が多発!犯人探しを始めたイヴだったが、突如現れた"神王"によって連れ去られてしまう。イヴを取り戻すには、彼女の力が注がれたオリヴィエの左目を差し出さなければならない。だがそれは、"楽師"の力を喪うことを意味し…?一方、囚われても変わらぬ態度のイヴに、神がとある賭けをもちかけて-!?強き絆が奇跡を呼ぶ、大感動の最終巻!

感想・レビュー・書評

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  • 3作目シリーズ

  • 最終巻です。
    あいかわらずのツンデレヒロインが可愛かったです。
    ssがサイトにありましたが、イメージ画像なので
    私には読めないのがちょっと残念でした。いつか、電子版でうりだしてくれたらいいなあ。

  • 面白かった。
    けど、最後までイラストとの違和感が付き纏ったかなぁ。綺麗なんだけど、作中の描写とイラストが今ひとつ一致しないというか、そんな感じ。

  • 15/1/30読了。
    歌で人々を魔物から守る「楽師」。
    その中でも「次期最高司祭」の称号持ちの歌姫・イヴリーンだったが
    魔物に襲われて歌声を奪われた(≒音痴に)こと等から
    「楽師」を育てる楽院に身を隠すことに(1巻時)。

    2巻で別の国への旅(?)に出てましたが、3巻では舞台は再び楽院へ。
    文化祭的なものが迫りくる中、イヴリーンが何者かに襲われ
    実質彼氏の同級生・リュクシオルや前作で知り合った後輩くん、
    第二王子らが奔走という展開。

    「喧嘩ップル」というものを見てみたくて買ったシリーズ・最終巻。
    この頃になると、彼氏の方が彼女の翻訳機能完備で
    あんまりケンカにはなってなかったけど。

    イヴリーンという娘さんは、かなりの美貌の持ち主で
    かつては聖女的ポジションの歌姫であったのですけど
    育ちで苦労しているせいか、
    性格が大変……でプライドは激高で超毒舌。
    そして、当人も見た目は良いが中身が悪い
    (のでモテる訳がない)って自覚していて
    人の好意やら言動を素直に受け取れないタイプ。
    そのお相手となったリュクシオルくんは堅物優等生っつーやつで
    音痴楽院生のイヴリーンに真っ向からぶつかって
    気付いたら……って感じ。
    そんな二人のやり取りは(当人は真剣なんだろうが)
    最早ただの夫婦漫才(激ツン風味)。

    今回イヴリーン警護の名目で楽院にやってきた第二王子くんの
    ひたすら「いい人」扱いには涙を禁じ得ません。
    相性が悪いってのはこういうのを言うんですかね?

  • シリーズ3巻目で最終巻。えっ?!もう完結なの?という感じで若干駆け足で物事が進んでいった印象でした。最終巻はまるまる一冊学園もの。神王国から帰ってきて以来、イヴリーンの身の周りとリュクシオルの左目には異変が起こっていた。そんな矢先に突然現れた神王にイヴリーンが誘拐され、リュクシオルや仲間たち、そしてひばりが彼女を助けに行く、という流れ。前半は学園祭?後半が誘拐救出劇という感じ。個性的なキャラクターが魅力な本作品。ツッコミ所や惜しい所もありますが一気に駆け抜けて勢いで読めたシリーズでした。リュクシオルの諦めない姿勢に勇気をもらいました(笑)報われて良かったね。王子2人は気の毒でしたがww

  • 3巻で終わるのは勿体無い気がする、なかなか良いお話でした。各キャラの発言が面白く、』中でも“ひばり”とイヴリーンの毒舌掛け合いが好きでしたが、今回はあまり無かったので残念。ラストに描かれる“その後”にショック!ええっ?完全にメデタシメデタシ・エンドだと思ってたのに、イヴリーン、そうなの?webストーリーまで探して読んでしまった。外伝とかでまた読みたいな。突っ込みどころが多々あるものの、デビュー作との事なので以後ますます洗練されていくのに期待してます。

  • シリーズ3冊目にして完結です。
    最近の少女小説業界は3巻完結が主流なのでしょうか。
    好きなシリーズ作品がまた1つ終わってしまいました。
    私が読む少女小説の中では、ツンデレ高飛車ヒロインが珍しく、独特の世界観と設定が好きでした。
    せっかくヒロインがヒーローに対してデレてきたのに、これにて完結とは残念です。

    最終巻にして元婚約者ソンジャンテもイヴリーンを好きだった事が分かります。
    イリス王国の兄弟王子は2人して鳶(リュクシオル)にイヴリーンを攫われたわけですね。
    楽院卒業後、イヴリーンがプティ・エトワールになる迄の3年間も色々と事件があったみたいですが、出来ればその活躍も見たかったので駆け足で完結した感が否めなく少し残念です。
    出会った頃はイヴリーンの方が見下ろしていたリュクシオルの背は3年が経ち、すっかりイヴリーンより頭1つ分以上高くなり逆に見下ろされる形になって美味しいです♪
    さぞ見目麗しい、お似合いの2人だと思います。
    公式特設サイトでは3巻ラストから2年後の2人の婚礼当日の夜(初夜)の様子を描いた「WEB限定ショートストーリー2」が読めます。(2014月10月現在)
    必見です!

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