碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- 1 (ビームコミックス)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2015年9月14日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047306172
感想・レビュー・書評
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・エジプトの世界観はどうしても惹かれてしまう
・センムトとのかかわり合いが気になる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女だてらにファラオにまで登り詰めたハトシェプストを描いた漫画。性別故に軽んじられるハトシェプストが権謀術数を用いて生き抜いていく。善隣外交の印象の強い(ハトだけに)人物だが、実はエジプト一刻を統治するだけあって硬軟織り交ぜた生き様を見せつけてくる。Civ4で知ったかぶりをしているだけだった人物を詳しく知れて面白かった。
しかし、古代エジプトには謎が多い。例えば前ファラオであるトトメス2世の治生は3年説と13年程度という説がある。漫画では前者を取っているようだ。
作者は資料を調べてもすぐ行き詰まることが多かっただろうが、それでも大作を描ききったこと、感動である。ハルタにハズレ無し。 -
HARUTAらしく、画力の優れた作者と歴史ものの雰囲気にひかれたら買いです。
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ハトシェプスト、エジプト新王国時代の男装の女王の物語。
1巻は、トトメス2世のハトシェプスト王妃として即位したところから始まります。トトメス2世の死後ファラオとして統治した歴史があるので、それまでの紆余曲折を描いていくのかな、と。
暴君の素質があるトトメス2世の描かれ方なので、それに対する仁愛の君として描いていくのでしょう。後半から登場したセンメトが腹心になっていくのかな。 -
エジプトの歴史物的には面白くて、テンポも良いが、主人公の少女の行動に一貫性がない感じがする。
小さい頃武芸方面から、美しさを磨く方向に転換した理由が不明だし、生かされてない。
だか、若さ故の足掻きが、空回り気味なところが味と言えなくもない。
絵は力強くて見応えがある。 -
古代エジプトの女王・ハトシェプストの人生物語。エジプト古代史は詳しくないので、新しい物語として楽しめそう。
絵が綺麗で好みなので、見ているだけで楽しい。特に、男女ともほぼ半裸、しかも筋肉ムキムキで豊満なのが見応えあって好きです。話と話の間の隙間ページにある壁画風の絵も凝っていて良いです。
今後に期待。 -
意思があって向かう瞳の美しさったらない。
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二巻まで。
なにこれ面白い。主人公の健気さ?とか強さとか弱さとか。これからどうなるのか楽しみだなぁ。
あと結構兄上も好きだな… -
新刊で平積みされていたときに歴史好きということもあってジャケ買いしました。
長いことそのまんまにしちゃってたけれどやっと読めた♪
主人公はハトシェプストというエジプトに実在した女王です。
男勝りで婚姻候補第1位の兄にも勝る剣術を持つ快活な少女時代から始まります。
当時は女性、特に長女が重視されその人が婚姻相手を選ぶことができました。
しかしハトシェプストの時代にはすでに形骸化していたようです。
だからいくら頭がよくてもままならないし兄も調子に乗りまくってるし…。
そこからどうやって道を開くのか楽しみです。