異世界転生に感謝を 1

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 100
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047307148

作品紹介・あらすじ

幼き頃よりファンタジーRPG世界に焦がれていた少年《神宮寺真一》。
月日は巡り、少年が老人となったとき、VRゲーム《ニューワールド&ニューライフ》が世に放たれた。
その日、念願だった《仮想現実世界》に飛び込んだ老人は、プレイを始めると間もなくゲームから姿を消す。

圧倒的なリアリティ、見たこともないモンスター、存在しないはずのスキル……。
異世界《テッラ》に転生した老人は青年に姿を変え、冒険者《ジン》として第二の人生を歩み始める。
今までの人生と、新たなる旅路。すべてに感謝の念を抱いて。

感想・レビュー・書評

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  • 老人が若者になって異世界転生する話です。
    一巻は出てくる人物全てが良い人で心温まる優しい気持ちになれる小説でした。

  • 子どものころに憧れたファンタジーRPGの世界。
    年老いた神宮寺真一は念願のVRゲームで仮想現実世界をプレイし始めるが、うっかりウトウトしてしまって、気づくと。
    リアルな草原に立っていた。
    見たこともないモンスター、存在しないはずのスキル。
    異世界《テッラ》に転生した彼は10代の青年の姿となって冒険者《ジン》として第二の人生を歩み始める。
    すべてに感謝の念を抱いて。

    最初のキャラクター決めとかスキルがどうとかは正直読み飛ばしてしまった。
    見た目は青年、中身は老人なジンの穏やかな暮らしぶりがホンワカする。
    美形女子に囲まれるハーレム的展開は好きで無いんだけど、たぶんそうなるんだろうなー。

  • 設定のことが多く出るのでもっと物語に没頭できる形がよかったなと思う。1は初期設定の説明といったところなのかあまり物語自体の進展がなかったので、2以降どのように活躍するのかが気になるので読んでみたい。

  • チュートリアルが面倒臭い

    異世界転生してからはサクサク

  • お金はあるけど、使わない。

    宝くじを当てて、同じように過ごしてみたい。

  • ゲームのような異世界に転生.
    といってもやりこんだキャラと装備で,というのじゃなくて
    チュートリアル直後からなんだけど.
    チュートリアル後に寝た時に本体は死んだようですね.
    おそらく.
    あのチュートリアル担当さんがなんだか怪しいけど
    そのへんは明らかにならない気がするなぁ.
    犯人探しはせずに
    なんかよく分からないけど体も健康になって若返ったんで
    こっちに来たことを感謝しつつ楽しく過ごそう,的な.

    ギルドの受付嬢は美人さんで
    訓練所の親父だと思ってたら実はギルドマスターでした.
    って所はもう新鮮味は無いねぇ.

    彼の能力はゲームじみたメニュー画面と
    同じくゲームじみた非破壊オブジェクトな肉体.
    たぶんこの非破壊オブジェクトな肉体が最強じゃないかな.
    そして健康だそうだけど
    老化はバッドステータスになるんですか?
    まだ先の話だからわからないのかしら.
    てかソレなら不老不死だよな.
    流石にそれは,でもゲームキャラって基本的に年を取らないし….
    どうなんだ?

    ギルドの受付嬢と犬耳女戦士,彼はどっちと懇ろになるのか.

  • ファンタジーの世界に憧れたかつての少年も、今では体にガタがきた80過ぎの老人。
    もう長くない人生の中、老人は長年待ち続けたVRを手にする。
    VRの世界でジンという仮想の自分を作った彼は…


    といった具合に話が始まる。あとはタイトルの通り。
    老人は老人でも、心が清い、本当に好意の持てる老人。
    異世界転生を果たした彼は、多くの感謝とともに特別な力を持つ自分に驕らず、生活していこうとする。

    好青年という言葉がぴったりの主人公…ジンの行動は、模範的で型にハマりすぎと思う人もいるかもしれないが、ジンの「幸多き人生を歩めるように精進する」という誓いを安心して見られるので、これからの秋の夜長にゆったりと読むにはいいかもしれない。

    物語の序盤のチュートリアル部分は少々退屈。
    ただし、これがなければ転生後のメニューやスキルの変化や重要性が説明できないので、あとから思えばとても大事な部分なのだが、大事な部分だとはあまり思わないうちはやはり退屈である。

    その間もジンが気持ちの良いくらいの好青年(中は老人なのだが)でいてくれるので、気持ちよさは失われない。


    とにかくこの作品は「謝罪」の倍「感謝」する作品。
    誰かに感謝してしまいたくなるくらいに。

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