幻想乙女のおかしな隠れ家 はじまりの一週間
- KADOKAWA/エンターブレイン (2015年12月26日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047308985
作品紹介・あらすじ
しっかりもので面倒見が良い、お菓子が大好きな少女・アンジェ。
陽気で明るく人懐っこいが、自分に自信がもてない見習い狩人の少年・ベルント。
裕福な村長の家の娘で、ベルントの許婚の美少女・シンシア。
たくさんのお友達と美味しいお菓子、キラキラした平和な毎日。
そんな日々がずっとずっと続くと思っていたのです。
あの日、吸血鬼に魅入られた村・『隠れ家村』で大量殺人が起きるまでは。
「優しく美しい幻想に囚われた、哀れな吸血鬼と魔女と狩人の物語、ここに開幕。
皆様どうか最後まで、ごゆるりとお楽しみくださいますようにーー」
感想・レビュー・書評
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フリーゲーム「幻想乙女のおかしな隠れ家」の前日譚。
ゲームは実況動画で視聴済。
魔女や吸血鬼は好きな要素、童話風の世界観も好みの作品でした。
小説版を読んで、登場人物たちそれぞれの想いの深さには涙腺が危うい状況になりました。
(カフェで読んでいたので泣いたら不審人物になってしまいますので)
こういう前日譚を読むと、当然かもしれませんが……
ゲーム本編とは印象が変わった登場人物もいました。
ゲーム本編もですが、ホラー要素があるのに怖いだけではない。
怖さの裏に暖かくて切ないものを感じてしまいました。
個人的に父親と息子の場面が好きです。
装丁も素敵です。
何度もカバー外したりつけたりしてしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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