毎日5分の「日経新聞」道場 「データウオッチ」と「連想」で経済が分かる! 角川SSC新書 (角川SSC新書 101)

著者 :
  • 角川SSコミュニケーションズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047315242

作品紹介・あらすじ

経済・金融ニュースの本質を理解するには、景気、金利、為替、株価、物価といった経済の構成要素の間に働く基本的なメカニズムを理解していることが必須だ。それぞれが互いにどのように影響しあいながら動いているのか、具体的な実証データをウオッチしながら連想していくテクニックをマスターすれば、『日本経済新聞』の記事が面白いように見通せるようになる。「日経新聞を毎日読んでいるのに、どうも経済が分からない」-というビジネスマンに最適の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 基本的な経済市場のメカニズムの連想の仕方がわかる。経済に興味を持つきっかけになる。日経新聞を定期購読まではしないが、月曜日だけコンビニで買って、小宮一慶みたく定点観測をしていこうと思う。

  • 日経を読むポイントが変わった。繰り返し読んで自分のものしたい。

  • 日経新聞の使い方。だね、

  • 22ページまで

  • 日経新聞の読み方指南の本というよりは、日経に出てくる色々な経済指標が一体何なのか、なぜ経済指標たりえているのかといった基礎的なことから、金利や通貨、株価、REITなどがどのように関連しているかといったマーケットの予測の仕方について詳しく書かれている。

    申し訳程度に、毎日5分で日経新聞を見るためにはどういう指標を集めていったらいいかということも書いてあり、ある程度金融に興味のある人にとってはなかなか有用で実践的な内容であると思う。

  • いきなりクイズ。なかなか明快に回答できない。知識がいい加減であることを思い知らされる。内容は経済メカニズムを極めて論理的に解説するもの。ノーマルパターンにはじまり、パワーバランスの関係、外的要因などから誤作動と思われるようなことも起きること。経済は単純には解析できないことがよく理解できる。逆は概ね真ならず。けだし名言である。

  • 経済は連想ゲームと言う考え方は、まあまあ面白かったかも。
    連想を広げ続けてそれを身の回りまで繋げられれば、社会人になる前から経済も当たり前の様に興味持ってたんだろうなあと思ったりしたフライデーナイトであった…。

  • 1年以上前の本ですが、読みかえしてみた。
    為替、金利、債券、株式、物価といった経済要素の基本的な関係を学び連想ゲーム感覚で理解できるようになる。
    *物価が上がる→金利が上がる
    *景気が上向く→金利が上がる
    *金利が下がる→景気が上向く
    *金利が上がる→通貨が高くなる
    *金利が上がる→物価が下がる
    *物価が上がる→通貨が安くなる
    *通貨が高くなる→輸出が伸び悩む
    *通貨が高くなる→輸入が増えて物価が下がる
    *通貨が安くなる→金利が上がる
    *金利が上がる→株価が下がる
    *株価が上がる→金利が上がる
    基本の動きに対し、何が原因かによって事態は180度変わる場合がある。
    あとは、上記の感覚を磨くため、日経新聞にて主要経済指標について定点観測すべき。

  •  TV,新聞、雑誌等メディアで見聞きする様々なキーワード。

     理解しているつもりになっている場合が多いこと多いこと。その理由は、自分がワードは理解していても、その関連事項やその因果関係までは掘り下げていなかったため。つまり、薄っぺらな知識だったのです(-_-;)

     特に、様々な事象の発生には必ず因果関係があるということを改めて知ることができた本、と思いました。

  • [ 内容 ]
    経済・金融ニュースの本質を理解するには、景気、金利、為替、株価、物価といった経済の構成要素の間に働く基本的なメカニズムを理解していることが必須だ。
    それぞれが互いにどのように影響しあいながら動いているのか、具体的な実証データをウオッチしながら連想していくテクニックをマスターすれば、『日本経済新聞』の記事が面白いように見通せるようになる。
    「日経新聞を毎日読んでいるのに、どうも経済が分からない」―というビジネスマンに最適の一冊。

    [ 目次 ]
    プロローグ データから経済・金融の“今”を連想する
    第1章 あなたの間違った“常識”を一掃する―なぜ誤解に満ちた通説を信じてきたのか
    第2章 経済・金融現象間に働く11通りの基本メカニズム―「風が吹けばオケ屋が儲かる!?」的連想ゲーム事始め
    第3章 経済メカニズムの“誤作動?”をどう読むか―「逆はおおむね真ならず」と心得よ
    第4章 22の基礎データが読めればマーケットが分かる―すべての道は“データ”に通ず!定点観測のススメ
    第5章 基本メカニズムを改めてデータで検証する―論より証拠!本当に理屈通りに市場は動いているのか
    第6章 さあ!自前のデータベースを作ってみよう―今日から実践!千里の道も“毎日5分”から

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著者プロフィール

昭和24年、大阪生まれ。証券関係専門誌を経て、昭和60年、㈱金融データシステムを設立し代表取締役就任。わが国初の投信データベースを管理・運営。
マクロ経済から個別金融商品までにわたる幅広い分野をカバーするスペシャリストとして、各種研修、講演、テレビ解説の他、FP等通信教育講座の講師としても活躍。
主な著書に、「為替が動くとどうなるか」(明日香出版社)、「金融データに強くなる投資スキルアップ講座」(日本経済新聞社)、「日本経済新聞の歩き方」(ビジネス教育出版社)等がある。

「2021年 『増補改訂 なぜ金利が上がると債券は下がるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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