- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047347045
作品紹介・あらすじ
後宮の女官の茉莉花(まつりか)は『物覚えがいい』というちょっとした特技がある。
そんな彼女は、名家の子息のお見合い練習相手を引き受けることに。
しかしその場にきたのは、お見合いをしてみたかったという皇帝・珀陽(はくよう)で!?
しかも茉莉花の特技を気に入った珀陽は「とりあえず科挙試験に合格してきて」と言い出し……!?
皇帝に見初められた少女の中華版シンデレラストーリー!
感想・レビュー・書評
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皇帝の顔が良かった。
女の子が官吏になって奮闘する話はだいすきなので続きも読む -
オススメされた本。 石田さんの別の本を読んだことあったからきっと私が好きになる系の本なんだろうなと思ってたけど……期待通りですよ!!!好き!!!!! 最初の茉莉花の性格がね!無難に生きるのが自分と重なる… これはシリーズ買います!!
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「知らない方が幸せでいられると思うよ」
記憶力抜群の女性の立身出世ストーリーです。
茉莉花は一度見ただけや読んだだけで覚えてしまう特技があり、凡人から見ると天才なのですが、応用したり繋げて考えることは出来ず、自己評価が低いです。
優秀な人から考え方を学び、自信をつけ、科挙試験に挑む決意をするまでの1巻でした。 -
立身出世系少女小説の主人公としては、茉莉花は珍しいタイプ。控えめで将来の夢は幸せな花嫁でいかにも女の子な女の子、出世街道に揉まれてどう成長していくか楽しみ。
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漫画を読んで気になったのでこちらも。漫画は読みやすかったけど、やっぱりこちらは心情や状況が丁寧に書かれていてよかった。
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一度見ただけで何でも覚えてしまえるというチート能力持ちの女官がひょんな事から時の青年皇帝にその能力をかわれ、官吏を目指すといういわば中華風立身出世物語。
この少女マンガのような展開はまあ好みです^^
でも中盤までヒロイン茉莉花のネガティブ指向にちょっとイライラさせられた。
彼女が本気を出してからは楽しくなってきた。
ラストの国際会議の場面とかなかなか良かったね。
これなら続きを読もうと思える。
ラストの締め方はこの一冊で終わりでも良いような感じになってるけど作者的には手応えはどうだったのだろうか?
彼女のさらなる活躍と皇帝との関係がどうなっていくのか見ていきたいね。 -
本気を出すまでの過程がしっかりと書かれていて茉莉花の魅力と思える要素が沢山あったのは良かったですが珀陽の好きになれる場面があまりなかったのでそこは次回に期待。