- Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047348646
作品紹介・あらすじ
数十億年もの時間を封じ込めたタイムカプセルともいえる地下世界を行く大冒険、遂に完結!
感想・レビュー・書評
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かなり楽観的な。でも娯楽ってのはこういうことだな。
やはり藤子F先生の偉大さ……マッシュアップと自作への取り込みの……を思い出す。 -
■書名
書名:地底旅行 4
著者:倉薗 紀彦
■概要
SF・冒険小説史に残る金字塔を真っ向からコミカライズ、待望の第4巻!
数十億年もの時間を封じ込めたタイムカプセルともいえる地下世界を行く大冒険、遂に完結!
(amazon.co.jpより引用)
■気になった点
古代植物の森、人間の化石、古代生物、謎の巨人、恐竜などなど、謎のオンパレードです。
ですが、ベルヌさんは、これらの謎を放置します。
素晴らしい決断力です。
膨らませようと思えばいくらでも膨らませるものをあえて放置。
実際、放置があるべき姿でしょう。なぜなら、これらの謎は絶対とけないし
だらける可能性が高いですしね。
で、本作はここら辺の謎を出しながら放置、メインは、地上に戻るお話しとなります。
地上への戻り方は、現実問題出来るのか分からないですが、生きて帰れる戻り方では
無い気がします。
ですが、そこらへんが面白い。
よくもまあ、こういうの思いつくな~と感心します。
この作者さん、他のベルヌの作品も漫画化しないかな~
絵柄が作風に合ってますし、構成も面白いので。
漫画家としては自分の原作でないし、不本意かもしれないけど、可能なら他のベルヌ
作品も読みたいですね。
あと、ロストワールド(コナンドイル)とかも、やって欲しいかな。
次回作にも、期待します。