茉莉花官吏伝 三 月下賢人、堂に垂せず (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 210
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047350878

作品紹介・あらすじ

「わたし、禁色を取りに行きます」皇帝・珀陽に文官の高みを目指す宣言をした茉莉花。
その決意を受け、珀陽が茉莉花に命じた赴任先は――皇帝位を巡る内乱の危険性をいまだに残す【赤奏国】だった! 
赤奏国へ貸し出された茉莉花は、皇帝の暁月に国の建て直しと敵軍との「和平交渉」を任されるが、荒れた王城は人も物資も足りないものばかりで!?

感想・レビュー・書評

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  • 茉莉花が大活躍でしたね!!!まぁ茉莉花だけじゃないんだけどさ!!海成の感じもほんと茉莉花と似てて「あ〜〜〜わかる〜〜〜」と思ってしまった(笑) そしてそして、最後の暁月の言葉ね…!ライバル登場じゃないの珀陽さん!!! 次も楽しみ!

  • 次巻へ続きます
    暁月は口調が馬鹿っぽいし、言動がむかつきますが、人間性はまともです。
    なのに、国民が飢えても軍に金を使って戦争しようとする堯佑について行く官吏がいることが信じられない。堯佑が皇帝の国なんて、自分の未来は餓死だとか考えないのか不思議。
    布弦祥は先祖代々なので堯佑につくのも仕方ないですが、「犬にも劣る」を何度も言われながら逆ギレもせず、考え直したところが素晴らしいです。
    莉杏ちゃん、可愛い!

  • 危うい

  • 茉利花の出世物語3巻目。

    いやあ、巻を重ねる毎にどんどん面白くなっていくなあ。
    とても面白かった。

    今巻はいきなり隣国の政を一人で立て直せという無茶ぶりにそれでも怯まずに向かっていく茉利花。
    そこには初めの頃の後ろ向きで逃げ腰な彼女はもう居なくて、それどころか人を導こうとする意志まで見せる。
    彼女はこれまでの経験から学んでずいぶん成長しているんだなあ。
    そこが気持ちいい。

    でも今巻の真のヒロインは赤の皇后陛下だ。
    あの幼さで実に賢く献身的で、その覚悟と言動に胸がなんども熱くなった。

    ラストでなんだか不穏な動き。
    茉利花は無事に国に帰ことが出来るのか?
    次巻も楽しみ。

  • 新人文官研修が終わった茉莉花の赴任先は紆余曲折あって、暁月が皇帝をしている赤奏国。国の建て直しと敵軍との和平交渉を任され、色々と最低限すら整わない中で奮闘する。今回は珀陽はほんとに存在感は薄く、ひたすら赤奏国でのお話だったので、ああこれは暁月と莉杏のスピンオフができるよなぁと納得した。茉莉花の預かり知らぬところで、暁月が茉莉花を引き抜こうと、文官海成との結婚話が持ち上がるところで終了。前の巻の終わりで、珀陽が茉莉花に結婚話をふっている場面もあったので、また大変なことに巻き込まれそうだなぁと次の巻も楽しみな感じ。

  • 官吏としての道を歩み始めた茉莉花。今度は他国に出張?ちび妃がかわいい!

  • 暁月はまた変化せず!朱雀に変化してもいいのよーふわふわもふもふ見てみたい。さて、タンタンかな?海成はタンタン枠なのかな?(彩雲国)ってキャラが出てきましたね。赤奏国でのお手伝い(それもかなり高度で難解)をするよう遠回しな人事を受けて、茉莉花はかの国へやってきて。暁月の奥方、可愛いうえに肝が座ってる。皇后として、その責任、勤めを知ってる。将来いい皇后になると思うよ。だから暁月さんや、もうあと5年待とうぜー

  • そのやり方なら紫をもらえるようになりやすい
    そのまま恩を売って、隣の国にも味方をつくっていくやり方をどんどんとるといい

  • ラブ要素が極めて淡白なところが好ましい。その分、ストーリーに目が行くしね。管理の貸し出しって友好国であっても本来なら貸し出される方も危険だよねー。秘密も弱点も持ち帰られそうだし、貸し出す方も裏切り心配もあるし。ほら、もう赤の皇帝はただで返す気はないみたいだし。どうなっちゃうのー?

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著者プロフィール

第13回えんため大賞≪二期≫ガールズノベルズ部門にて、「おこぼれ姫と円卓の騎士」が優秀賞を受賞し、作家デビュー。

「2023年 『聖女と皇王の誓約結婚 2 恥ずかしいので聖女の自慢話はしないでくださいね…!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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