- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047353664
作品紹介・あらすじ
とある事件をきっかけに辺境伯のキリクと友人になったシウ。彼はキリクの治める領地に三日間滞在することになり、そこでは地下迷宮に潜ったり、飛竜に乗ったりと充実した時を過ごす。また、ロワル魔法学院では一週間にも及ぶ盛大な学祭が催され、シウはカフェを出店する「第一クラス」、シミュレーションマップを披露する「戦略科」、新しい魔道具の展示をする「研究科」と足を運ぶべき場所が多く、大忙し! そして、学校の全体演習前に行われる合宿では、シウがリグドール達の指導役として面倒を見ることに!? Webで絶大な人気を誇る異世界スローライフ物語、イベント満載の第3弾!
感想・レビュー・書評
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辺境伯キリクがシウと大きな関りを持ってくる。なかなか魅力的な人物だ。辺境伯領での地下迷宮探検や魔法省での審判などで、キリクは後ろ盾となってくれる。シウと対等の立場がいいのかも。学園祭や森での学友たちとの鍛錬など、なかなか読ませる。人物描写もしっかりとなされている。いろいろな道具の開発の様子も何だか面白い。そうそう騎獣フェレスもシウにとって大きな存在だ。
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「人間はなあ、人と付き合って生きるから人なんだぞ」
王都へ出てきて、冒険者として働いて、学校に通って、どこが引きこもりなんだろうと思っていましたが、この巻のキリクとの会話で分かりました。隠遁してひとり気楽に静かに暮らそうという考えが引きこもりです。
カラーイラストのソフィアが鬼の形相で、大げさじゃない?と読み進めたところ、納得の理由でした。
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魔法学校での貴族のゴタゴタとか、キリクが後ろ盾につく話とか。
邪推する部下の方たちの可哀想なところとか好き。
あとフェレスの成獣祝とか。
友人がいっぱい出来てて良い感じ。 -
書き下ろし番外編『魔眼で視えるものと視えないもの』
作者苦手な中二病オッサンキャラ(笑)キリク視点。
変わったものや人集めが好きなキリクがシウを視て…。